この日選んだカードは、今年の残り試合もあと3試合と少ないJFLのツエーゲン金沢。関東アウェイはこの栃木UVA戦が今年最後。我らが札幌の横野純貴(レンタル移籍中)と札幌ユース→水戸→金沢と移籍した、鶴野太貴が所属するチーム。先ごろ横野は怪我から復帰したばかり。どんなパフォーマンスを見せるか、と思い、2年ぶり(2010年6月の栃木UVA対鳥取戦以来。)に足利市陸上競技場に向かってみた。
30節終了時点で、(全34節)最下位17位の栃木UVAが勝ち点15(28試合消化)。一方の金沢は勝ち点31の15位。(29試合消化)
下位から脱出できるのはどちらか。
2012年10月28日(日)13:00キックオフ 第14回日本フットボールリーグ(JFL)第31節 栃木ウーヴァFC対ツエーゲン金沢 足利市総合運動公園陸上競技場 観客数:451人 主審:日比野真 副審:見付和昭 加藤正和 4審:菅野仁和
【UVA】GK21小林 DF29川里 33岡田 5田村 8石川 MF34濱岡(81分16安間) 7上西 10高安 32竹内(59分31小森) FW25若林 9平泉(70分19岩切) 控え:GK1和田 DF23高櫻 MF11市川 20齋藤
【金沢】GK21大橋 DF14込山 3諸江 20井筒 18根本(HT15斉藤雄) MF30井上(77分27横野) 25金子 4滝川 10石舘 FW9齋藤将(63分2平林) 24大槻 控え:GK1田代 33川本 DF29鶴野
1分にまず金沢が左CKを得て、18根本が蹴るも合わず。
直後の2分、UVAの縦へのボールに金沢DF陣の連携が乱れ、最後は10高安が押し込んで、UVA先制。1-0とする。
金沢は割と中央からの攻めが多い感じ。サイドに枚数が余っていても、あまり使わないのか。
UVAの4バックは高さもあって、あまりギャップを作らない。なかなか金沢は攻め入れない。
9齋藤将基にボールを集めるが、単調になりがち。
UVA、31分にFKのチャンスは34濱岡。JFLの長い職人のFKは枠の上だが、惜しいもの。
さらに34分UVA32竹内の突破からFKを得るなど、前半のUVAペースを物語るようなシーンが続く。
39分に金沢も反撃。中央から進出した10石舘から左の9齋藤将、クロスを中央に上げ、最後は30井上と渡るがシュートがヒットせず。
44分金沢10石舘から左CKを得るも、GKに直接渡って得点ならず。前半は1-0でUVAがリード。金沢はやや消極的に映った。前半の金沢は足元にボールを欲しがって、スペースを余り使えていない印象。
(ツル! 頑張れ!)
(ジュンキ!!)
後半アタマから金沢の流れ。森下監督はどんな修正を施したのか? 51分、9齋藤将のミドルはUVAGK21小林が好セーブ。CKに逃れる。55分にも4滝川のクロスがいい形で入るも、決定機には至らず。
60分頃には、金沢があと一歩飛び出せば!というシーンがいくつか。結局前線でもパスを回してしまい、得点機にはならない・・・
(これはファール。)
(ジュンキ、行って来い!)
終盤83分には金沢24大槻(根本交代後、FKは彼が蹴っていたか)が負傷。軽症のようで、ピッチに戻れたが、ヒヤリとさせられた。後半の攻撃の中心だったからだ。
(ちょっとピントがボケている)
その直後の85分。4滝川のクロスだっただろうか。DFラインの裏に飛び出した10石舘がヘッドで決めて、1-1の同点。
(横河時代に良く見たなぁ、と思い出さされた、4滝川の突破。再三右サイドを切り裂いた。)
さらに金沢が押せ押せに成りながらも、ATの3分を闘い切って1-1の同点。どちらも下位脱出はならなかった。
札幌に縁のある2人。27横野は77分からの16分出場。おそらくシュート0本。裏に抜けようとする意図を周りが理解し切れていない様子。
29鶴野はベンチ入りも、FPで唯一出場できず。守備的な控えではこの展開では出場機会は難しいか。
そんな感想。