ryonagaの「通勤準急スタジアム行き2」

サッカー観戦記や旅、写真記。コンサドーレ・コンサドーレユース・エスポラーダ・ノルディーア・レノファを中心に、いろいろと。

2009.9.19(2)高円宮杯 神戸ユース対札幌ユース

2009-09-22 21:19:05 | コンサドーレ札幌

まぁ、その、声出してる時は観察力も、写真もなかなか気が回らないんですが。

Img_6430

(神戸ユース。関西王者は徐々に力を取り戻しつつある。)

Img_6432

(札幌ユース。左サイドの14菅原康介を欠いて、9工藤光輝と11三上陽輔に掛かる期待は高まる。)

Img_6436

(30分ごろの札幌FK。9工藤と6上原が狙っている。)

Img_6445

(44分ごろのCKから9工藤が跳ぶが、合わず)

Img_6452

(負けるな!ミツ!)

正直、札幌ユースには恐れが見えた。前へ仕掛けない。走らない。楽して崩そう、とでもいうのか、2週間前の神戸ユース対横浜ユース時の神戸ユースのような、年寄りのサッカーを鏡に映しているように見える。全国はそれじゃ通用しない、というのがアタマじゃ解っているんだろうが、カラダが理解してないようだ。

確かに3週に3回関東に来て試合をするのは辛いのかもしれない。

だが、もし仮にそんな事を思っているのなら、関東の強豪と常に互角に戦えるようになってからにして欲しい。(そう思っている、という確証は全くないが。)

北海道のお山の大将である以上、もっともっと道内を圧倒し、全国の強豪と互角にやりあえないと意味が無いのだ。秋口などは涼しい中で練習できるのだから、利点を最大に活かせるようにして欲しい。もちろん、多感な世代であるし、3年生は進路の問題も出てくるだろうが、この大会やJユースカップをひたむきに戦い抜くことが先への道を拓いて行くことになるのではないか。もちろん、これはサッカーやユースに限った話ではないのだろうけど。自戒を込めつつ。

そういった意味でも、最後のJユースカップは優勝を目指すくらいで行って欲しいと私は個人的に思うのだ。


2009.9.19(1)高円宮杯 広島観音対流経柏

2009-09-22 08:36:52 | サッカー

2009年9月19日(土)千葉県習志野市秋津総合運動公園サッカー場 11:00キックオフ 第20回高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会 予選Dグループ 第3日 広島観音高校対流通経済大学柏高校 主審:金田 副審:小沼 櫻田 4審:高萩 MC:久能 入場者数:408名 公式記録 

Img_6318

(最初、「FLP魂」?って思ったのは自分です。「二中魂」ですね。観音が旧広島二中だったためのようです。)

Img_6327

【観音】GK1原田 DF5木下 7嶋田 8山田(HT2小林) 4宇都宮 MF13今枝(69分20西田) 18田中 6柳田 10岡崎 FW11竹内 22山本(81分19井上) 控え:GK17須本 DF16上田 MF15下岡 21村田

Img_6332

【流経】GK1鈴木 DF2梅澤 18大西 8木下 22石井克 MF20宮本(53分26秋山) 6富田 14八角 FW9ジョシュア(53分10吉田) 7福井(67分21渡辺) 11石井雄 控え:GK25島崎 DF15杉山 24安部 MF13馬場  

この試合を迎えるにあたって、Dグループの勝ち点の状況を整理すると、ヴェルディと観音が4、東福岡が3、流経が0という状況。勝ち点3ないしは、4がボーダーラインかと思われる状況で両者勝利を狙う。

いきなり1分から試合は動こうとする。流経20宮本が右サイドから切り返し、中央に居た9ジョシュアへ。ジョシュアのシュートは観音1原田の好セーブに遭い、ゴールならずも鋭い幕開け。

Img_6338

(これは11分頃のセットプレーからの競り合い)

Img_6373

(鋭い突破で、再三流経ゴールを脅かした観音11竹内くん)

20分過ぎまでは、観音がペースをつかみ試合を優位に進める。若干観音8山田と流経6富田がガツガツやり合うシーンが心配だったが、警告等には至らず。風の強さも気になったが、思ったほどの影響もない。

観音がサイドから深く攻めるシーンが見受けられるも、チャンスまでは至らない。

Img_6383

(観音6柳田くんの突破を流経は二人で止めに行く)

26分、観音右サイドから効果的な崩しでチャンスを作るも、流経GK1鈴木慌てずキャッチ。好判断だ。

30分には観音11竹内の角度の無い位置からのクロスに13今枝がニアで潰れるも、こぼれ玉に詰める選手無くゴールならず。

ちょうど11竹内の左サイドのえぐりや走りのセンスが良いかと思っていた矢先の32分の突破で、相手DFに対して手が出て警告をもらってしまったのは、ご愛嬌とも思えたが、竹内のパフォーマンスは上々でキレのあるものだった。

一方の流経はちょっと連動感に欠けるか、と思えた。ワンタッチで繋ぐプレーは良いのだが、お互いの出したい、欲しいところにパスしている感じが薄いのだ。

43分のシーン。観音が中央ゴールやや左から11竹内がドリブル突破。しかし、スタンドから見ていた私(確かに流経応援席は近かったとは言え・・・)にはそのボールは空中でゴールラインを割ったように見えた。しかし、主審・副審ともノーホイッスル。そしてその折り返しを18田中が押し込んでゴール、ということらしい。

しかし、流経側はラインを割ったためゴールキックだと反論。判定は覆らず、観音が先制した。ゲーム自体は観音が押していただけに、違和感とまでは行かないが、残念な判定だ。

Img_6401

(44分ごろのセットプレー)

Img_6405

(珍しく長針が45分から0分になる瞬間を見たので)

後半に入って流経が9ジョシュアの抜け出しでチャンスを作るも、惜しくも阻まれる。

そんな48分、観音11竹内が左サイドの深い位置まで切れ込んで、角度の無い位置からシュート。これが決まって観音2-0と流経を突き放す。

流経も反撃に掛かるが、ドリブルで持ちすぎるためかスペースが空いても活かし切れない。

Img_6418

82分にも観音11竹内に良い形でミドルを打たれるも、流経GK1鈴木の好セーブで防ぐ。

85分には、観音10岡崎の上がりから決定機を作るも、シュートが枠上。

結局2-0で広島観音が勝利。観音は11竹内のセンスと突破が光った試合だった。

もちろん流経が悪かったとは思わないが、序盤の勢いの良さが次第に影を潜める形になったのが勿体無い。判定のせいにするつもりは無いが、残念な試合だった。