ryonagaの「通勤準急スタジアム行き2」

サッカー観戦記や旅、写真記。コンサドーレ・コンサドーレユース・エスポラーダ・ノルディーア・レノファを中心に、いろいろと。

2009.9.6(2)高円宮杯 ヴィッセル神戸ユース対横浜FMユース

2009-09-13 07:18:19 | サッカー

順序から言えば逆かもしれないけど。

2009年9月6日(日)群馬県立敷島公園サッカーラグビー場 11:00キックオフ 第20回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会 グループE ヴィッセル神戸ユース対横浜F・マリノスユース 主審:井上由史 副審:櫻井康人 園田稔 4審:狩野好子 MC:堀江聡 観客数:588人 公式記録

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【神戸】GK12嘉味田 DF23寺岡 3崔勝虎 4森下 6西浦 MF26山下(75分24浅野) 17和田 13上諸 14大目 FW10木村(61分18見神) 9片岡(HT11小川) 控え:GK1杉本 DF5仲島 19長尾 MF30三輪 

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【横浜】GK21鈴木椋 DF2保田 6中田 4樋川 3岡 MF26熊谷(71分10小野悠斗) 12後藤 11天野(64分19菅野) 15高橋 14小野裕二 FW8関原 控え:GK16都丸 DF5早田 23星広 24星雄 MF17松本 

先週まで自分が滞在した北海道との気候の違いに驚き(記録上は気温31度)、この条件でフルタイム走り通すのは、かなり厳しいなと思わせられた。赤城おろしは強くなさそうだし、カラッとしてはいるが、内陸の暑さは試合に影響するのだろうか。

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開始当初から完全に横浜ペースの試合。左サイドの14小野裕二からワントップ気味の8関原へのパスなどで主導権を握る。神戸は大まかに言うと9片岡がポスト、10木村が周りを走り、14大目がドリブルで仕掛けると言う感じか。

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横浜は大きく放り込んで、その後の展開で仕掛けるパターンが目立つ。神戸DFが時折、ゾーン気味になってボールウォッチャーになるシーンが有るため、そのギャップに横浜攻撃陣が入り込むというケースもしばしば。14分には14小野裕二がギャップに入り込み、シュートを狙うも惜しくも枠の上。

横浜が前半チャンスを何度も作るのだが、決定機を決めきれずやきもきした展開。こういう時に神戸がカウンターで一点を取ったりすると試合の展開も判らなくなるのだが、この日の神戸は年寄りのサッカー。全く走れてない。黒田監督が「チームを作り直している」ということを仰っていたようだが、まさしくその通り。攻める気持ちも、仲間を助ける走りも見られない。これが関西プリンスの王者?という疑問が湧くようなプレーぶり。

28分には横浜26熊谷が中盤の底から1本の美しいサイドチェンジで右サイド前線の11天野へ。天野はシュートを焦ってしまい、ゴールは奪えなかったが惜しい形。手数を掛けない攻めが有効と見える。

ようやく30分、横浜15高橋がゴール左からのボールを頭で決めて先制。0-1とする。

32分にも11天野のFKが神戸ゴールに向かうも惜しくもGK12嘉味田の正面。

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更に34分、11天野の放り込みから中央から14小野裕二が上がってシュートするも、神戸12嘉味田の好セーブに遭って得点ならず。

だが、一方で横浜GK21鈴木椋が不安定。神戸攻撃陣が冴えなかったから助かったものの、フィードしても味方が反応していなかったり、キックが弱かったりとまだまだ経験が少ないのだろうか。前半は0-1で横浜がリードしているが、点差以上に力差を感じる試合。

後半に入って、48分、14小野裕二がドリブルから相手DFのマークを振り切ってシュート。これが決まって0-2とする。

さらに55分にも横浜は前半と似たような形で、26熊谷からの右への展開から最後14小野裕二が決めて0-3。

60分には横浜、ゴールキックから一人繋いで、FW8関原へ。関原はあっさり相手をかわしてシュート。これが決まって0-4と一方的に。

さらに65分には横浜CKから8関原が決め駄目押し。小野裕二、関原ともに2ゴールでハットトリックの期待も高まる。

しかし、神戸も黙っては居ない。おそらく61分の18見神投入前後から少しずつペースを取り戻し、70分過ぎから少しずつパスが流れはじめる。73分には右サイド23寺岡と13上諸でボールを繋いで、最後は11小川が決めて1-5と反撃開始。

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84分にも神戸11小川が相手のミスを突いて2-5とするもここまで。

序盤の勢いの差がそのまま出て、横浜が2-5で勝利した。神戸ももう少し早い時間からサッカーをしていればそれほどの差には成らなかったかとは思うが、いかんせん試合に入る時間が遅すぎた。これでは村野寮長に厳しく指導されてしまう・・・かな。

横浜は普通にやればこれくらいはできるチームなのだろう。しかし、神戸に押し返された時間(65~70分くらいからか)からの試合運びはちょっとあっさりやられすぎ、というきらいも有ったのでこういったムラッ気がポイントなのだろうか。関原、小野裕二といった才能は証明済みだ。やはり、このグループはどこも力の有る有力チームが揃った、という印象に変りは無かった。そして、夏を思わせる暑さも無関係だったということになるだろうか。

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