ryonagaの「通勤準急スタジアム行き2」

サッカー観戦記や旅、写真記。コンサドーレ・コンサドーレユース・エスポラーダ・ノルディーア・レノファを中心に、いろいろと。

2009.4.25 大宮対新潟

2009-04-26 01:15:29 | サッカー

ひ弱な理由である。家からほど近い、武蔵野市陸ではJFLの「横河武蔵野対Sagawa shiga」戦があるんだが、雨が強いので見ずらい、という理由で屋根ありスタジアムでの観戦を選んだ。

通常なら大宮アルディージャのホーム、NACK5スタジアムも屋根が小さいので雨天時に選ぶスタジアムではないのだが、この日はさいたまスタジアム2002での開催。

では、と浦和美園に向かってみる。でもやっぱりあれは高額鉄道だわな・・・ その上招待客が多いらしいとの噂。東川口駅にそんな感じの人いっぱい。勘弁してくれ、プロが無料客入れ過ぎるってのはどうなの?

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2009年4月25日(土)13:00キックオフ Jリーグディビジョン1 大宮アルディージャ対アルビレックス新潟 さいたまスタジアム2002 天候:雨 入場者数:19,448名 主審:佐藤隆治 副審:中井恒 金田大吉 4審:蒲澤淳一 公式記録

【大宮】GK21江角 DF4波戸 5冨田 3マト 14パク ウォンジェ MF32小林(56分25土岐田) 23金澤(87分警告2回で退場) 11藤本(89分6片岡) 17橋本 FW13藤田(66分10デニス マルケス) 9石原 控え:GK1高木 DF28福田 MF7内田 FW19ラフリッチ

【新潟】GK1北野 DF17内田 5千代反田 6永田 29ジウトン MF15本間 10マルシオ リシャルデス 7松下(64分23田中) FW11矢野 20チョ ヨンチョル(89分3千葉) 16大島 控え:GK21東口 DF28松尾 24酒井 MF4マーカス 13木暮

自宅でダイジェストを見ていて知ったのだが、新潟の9ペドロジュニオールが契約上出場できない、とのこと。現甲府のキムシンヨンが鳥栖時代にレンタル元のセレッソとの対戦では出場できない、というケースぐらいしか知らなかったのだが、こういうケースってなんか呼び方決めて選手名鑑に明記するとかなんか出来ないものなんかなぁ。

さて、スタジアムに着いたあたりで中から「元気ですかー」の声。なんでも、「橙魂注入」とやらで鹿島サポでもある「アントキの猪木」氏をゲストに招いたらしい。試合1時間前に芸人さんって、ちょっと早い気もしたんだが。GKのアップにもプロレスラースタイルで登場し、江角と高木を対決させるような口上を述べてみたり。時期も時期だけに「イノキがハダカで何が悪い」って感じでしょうか。結構な雨だったんですが、プロ根性を見ましたね、イノキに。

試合は大宮がボールを持ちながら、攻めきれない展開。14パクの左サイドを攻め上がりや、3マトのフィードでチャンスを作るも決めきれないが序盤は大宮が攻勢。

しかし、13分の新潟。大宮DF陣のマークのずれから7松下が決定機を迎えるがシュートはバー直撃。1点モノだ。

15分には大宮が右サイドで4波戸が倒されイイ位置でFKを得る。11藤本の右足ループでゴールを狙うもバー直撃。

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前半の新潟は繋ぐよりも大きな展開とサイドを仕掛けるのが主眼か。大宮は中央、左、中央、左といったように割りに繋げる展開にはなるのだが、肝心のFWにボールが入らない。

そうするうちに新潟は11矢野や16大島が比較的右サイドに流れることが多くなる。大宮14パクの上がりが多いためか、やや17橋本のサイドが忙しくなる。

30分過ぎから新潟が流れを掴み直し、32分に右CKからチャンスを得るも決めきれず。

大宮も38分に17橋本が右サイドに流れて、ドリブルからグラウンダー気味の鋭いシュートを放つ。これは新潟GK1北野の好守に阻まれるも、雨天時には何が起こるか分からないので有効なモノだったのではないか。

前半終了間際に新潟は右からのFKで、16大島に絶好のチャンスが訪れるもヘディングは僅かに合わず0-0で折り返すこととなる。

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新潟が大宮の左サイドを狙うことで、先制点を取りに行くように見える。それに対する大宮の対応は・・・

後半の大宮は出足の良さが目立つ。49分には11藤本が奪ったボールを右サイドにはたくもパスが止まらずチャンスにならない。51分にも大宮は新潟11矢野のファールでFKを得るも、決められず。

さらに、55分には17橋本のシュートから13藤田がこぼれを狙うも決まらず。また13藤田の切返しから右9石原→中央23金澤と渡ってシュートも決まらず。惜しい形が2つ続く。

課題かと思われた大宮の左サイドは、56分に入った25土岐田を右に入れ、左に4波戸を回して14パクを1列上げることで対応。

64分の大宮11藤本の上がりが巧かった。ドリブルと見せながらのシュート。しかし得点が遠い。

69分新潟17内田のクロスからの16大島のシュートも相手DFと競りながらで得点に至らず。さらに79分にも新潟は右CKからの混戦でチャンスを迎えるも、大宮GK21江角の好守もあって決めきれず。

大宮は4波戸の負傷や23金澤の2枚目の警告もあって苦しい展開。ロスタイムは5分。

92分(頃)に新潟の左CK。10マルシオリシャルデスがショートコーナー、戻して再び10マルシオリシャルデスがファーに高めのクロス。本人は狙った、とのことだが、見た感じは前目に出たGKの虚を突いたクロス、という感じ。そのままゴールにふわりと落ちて、新潟が決勝点を上げ、そのまま試合を決めた。

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全体的には両チームとも惜しいシュートが多かったため、接戦という印象には変わりないがマルシオリシャルデスのテクニックが試合を決めた、ということか。