コーンチップスは、サルサソース無しの方が美味いような気がします。
2008年11月1日(土) 国立霞が丘競技場 13:35キックオフ Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝 大分トリニータ対清水エスパルス 天候:晴れ 観客数:44,723名 主審:吉田寿光 副審:廣嶋禎数 武田進 4審:奥谷彰男 MC:二村智雄
【大分】GK16下川 DF4深谷 6森重 22上本 MF3ホベルト 5エジミウソン 20高橋 33藤田(89分7西山) 8金崎(89分25小林宏) FW10ウェズレイ 13高松(82分9森島) 控え:GK29清水 DF2小林亮 MF14家長 28清武
【清水】GK29山本海 DF5岩下 26青山 4高木 2児玉(71分25市川) MF7伊東 28山本真(71分6マルコス・パウロ) 13兵働 8枝村(82分9矢島) FW19原 23岡崎 控え:GK21西部 DF3山西 MF16本田 FW11戸田
(清水サポーターのコレオ。カップが浮かび上がる辺りが、巧いなぁ、と。)
(大分側もチームカラーの2色でコレオ。お見事。)
ちょっとどちらも前日の雨のせいか、ピッチに足を取られるシーンが見える。大分は金崎のドリブルが効いている。イイ意味でいう変態ドリブル。
サイドからの攻めが大分は有効かと思う。逆に清水は8枝村が右サイドに流れるんだが、今ひとつ活かせていないかと。
11分、大分の左サイドからのFK。しかし、清水に逆襲されカウンターを喰らう。ドリブルする岡崎のスピードがそれほど速くなくエジミウソンがストップさせる。
19分の大分の右CK。ウェズレイが蹴って中央で合わせるも、清水GK29山本海横っ飛びのナイスセーブ。しかしこぼれを大分3ホベルトが詰めるも、左ポストを直撃。大分のチャンスを山本海人が阻む。
22分には左サイドの13高松から中央に10ウェズレイがポスト役をこなして右の20高橋へと階段状に上に上がって、中央へクロス。これは決まらないが、面白い形。
大分の右サイドからの攻めが形になっていて、清水はこれに手を焼いている感じ。
前半は大分が攻め、清水がカウンター気味に返す、という展開か。
後半に入って、両チーム修正点等出たのだろうか、守り合いのようになって若干凡戦の気配がしたのだが、それは杞憂だったようで。50分過ぎには清水がCKで2回ほどチャンスを得るも可能性の低そうなショートコーナーに行ってチャンスを潰すなど、やや勿体無いシーンが見える。
60分過ぎからが両チーム攻め合いになってくる。33分にイエローを貰っていた大分22上本にすわ二枚目か、というシーンがあったり、大分のショートパスが回らなくなってきたりと展開が変わるか、という時間。
しかし、68分。大分5エジミウソンからの右サイドの縦展開。8金崎がPA近くまで運んで、クロス。ファーサイド(左サイド)でスペースが少ないながらも13高松がヘディングシュート。これが決まって1-0と大分がリード。
そして89分(ロスタイムは長かったと記憶している。)8金崎のドリブルからマイナスのパスを中央に入れると、10ウェズレイが合わせて2-0とさらにリードを広げる。慌てる清水に追い討ちを掛けて、後は試合を終わらせるだけの大分。
だが、筆者がシャムスカ監督の凄さを感じたのは、ロスタイムの選手交代。82分に13高松→9森島という交代を行っていた大分はロスタイムに8金崎→25小林宏という交代カードを切ったことに驚いた。(同時に33藤田→7西山、という切り方もしている。)
2点リードを持ちながら、CBを入れるという現実主義。冷酷、と言っても過言では無いかと思うくらいの交代策。凄い。
そして、タイムアップ。大分の地にナビスコカップが渡る。
地域の元気を生み出そう。大分の地に、希望のカップが渡る。
さぁ、次はリーグのタイトルだ!
(ニータン、おつかめさま! 王冠なんてかぶってたっけ?)