はぁ。長ぇ・・・
サッカーに芸術点があったなら、俺は6.5対4.5で福岡の勝ちにしたよ。ほんと。
2006年8月26日(土)博多の森球技場 19:00キックオフ 2006J1 20節 アビスパ福岡対ジェフユナイテッド千葉 天候晴れ 観客数:17,738名 主審:奥谷 副審:前島 小椋 4審:原田秀
【福岡】GK1水谷 DF3アレックス 5千代反田 2宮本 15吉村 MF22中村 8ホベルト 13佐伯 10久藤(56分6布部) FW27田中(79分18有光) 26城後(84分19バロン) 控えGK16神山 DF4金古 21山形恭 23柳楽
【千葉】GK1立石 DF4水本(26分24結城)5ストヤノフ 3斎藤 MF9クルプニコビッチ 2坂本 6阿部 15中島 22羽生(70分16山岸) FW18巻 10ハース(78分23楽山) 控えGK30岡本 MF20工藤 FW11要田 27熊谷
福岡は守備を固める意図で4-3-1-2的フォーメーションを敷いてくるも、序盤は間延び気味。千葉はいきなり2分、スルーパスに反応した10ハースが自らPAに侵入。ゴールを決めて0-1。福岡失意、と思われたがしっかり攻める形を見せる。惜しまれたのは27田中。強引に打って良いシーンが見られただけに、もっと積極的に行っても良かった。
福岡の4バックの両サイドからの上がりがシーズン当初のような、中を目掛けた鋭いクロスではなく、直線的な真っ直ぐな動きが多い。これを志向したのでは、古賀や山形恭は出番が減るわけだ。特色を消された福岡・・・ だが、それはそれで意味を成しているのだが、点には繋がらない。実際アマルオシム監督が水本→結城として、斎藤と結城のポジションを変えて来たのは斎藤の居た左サイドが破られていると感じたからだろう。
もう一つ福岡に気になったのは「一段低い位置で仕掛けている(仕掛けさせられている)」ということ。前回広島-千葉戦でも思ったのだが、千葉はアウェイの前半はゆったり無理せず立ち上げていくようだ。それに付き合わされてしまった感がある。
前半は両者ともにチャンスを作りつつも、千葉の1点のみに終わった。
後半、福岡は3バック気味にして仕掛ける。15分過ぎから低い位置からクロスを入れたりといった工夫を見せ、千葉ゴールに迫るも千葉GK1立石が絶好調、ファインセーブでしのぐ事しきり。
しかし完全に押し込まれた千葉が前線だけでどうにかしてしまう。これがサッカーの怖さ、か? 68分、ハースの左からのクロスに中央で巻。アウトに流れながらのヘディングシュートはバーを叩くも、こぼれを22羽生が押し込んで0-2。サッカーとは難しい。どれだけボールを保持しても、点に繋がらない日もあるようだ。
(決めた羽生も打ち所が悪かったか?直後交代。)
さらに82分、千葉左サイドからの6阿部の突破に中央飛び出した選手はオフサイド気味。(これがセルフジャッジを誘ったか?)しかし、合わせた相手は右サイドの大外を駆け上がって来た16山岸。これはもちろんノーファール。そのままダイナミックに合わせて0-3。
福岡は城後、田中を中心に何度もチャンスを作るも千葉GK立石の好守に阻まれ得点できず。ロスタイムにホベルト→バロン(頭)→布部とわたってのミドルシュートが決まった1点のみ。
福岡のカタチが何度も現れただけに、この結果は悔しいところ。
一方、千葉は負けていてもおかしくないデキ。勝ち点3は立石のモノと言って間違いない。そんな試合だった。