確かに、湘南-札幌戦は応援しに行ったんだが、正直不甲斐無いので書かない。
言うなら「暑いのは判りきってるんだから、サウナスーツでも着て走り込めや!」と。
走らないからパスコースが無い。中盤で手詰まり。前にボールが来ない、と現地ではかなり強く感じたんだが、録画を見るとそれほど悪くない。これが「温度差」ってヤツだな。
やっぱり生で見ないと何も判らないな、と。
さて、気を取り直して。この日はJ2が水戸-仙台@笠松1800だけ。JFLは関東では無し。ということで、今期初のなでしこDiv.1へ。
久々のさいスタ。久々の埼玉高額鉄道。
浦和美園からの道。結構赤い人が歩いてる。さすがフットボール文化が根付く街、浦和。
さいたまスタジアム2002。確かに遠いが、試合への期待を高めるにはこれくらいの道中も良いかもね。
今期からDiv.1に昇格したINACレオネッサ。レオネッサとはメスのライオン、の意。
2006年7月2日(日)埼玉スタジアム2002 13:00キックオフ mocなでしこリーグディビジョン1 第7節 浦和レッドダイヤモンズレディース対INACレオネッサ 天候:くもり 観客数:2,089人 主審:佐藤 副審:吉澤 朝倉 4審:森田 MC仲西
【浦和】GK1山郷 DF2田代 3笠島 4山本(84分20吉田) MF6木原 7岩倉 8高橋 10安藤 18柳田 FW9北本(89分13森本) 19若林(65分21松田) 控え:GK16小金丸 MF22待井
【INAC】GK17高田 DF2菅 3李珍和(67分4保手浜)5藤村 6井野 MF8原 10小林(45分15中野)18角田(62分7モラエス) FW9ゴンサルベス 11渡邊 14米津 控え:GK1根本 DF13平野
浦和は登録とは違って4-4-2、INACは4-1-2-2-1くらいに考えて貰えば良いか。浦和のサッカーは男子と似て、前線の3枚(10-9-18)がポジションチェンジする感じ。19は右で張っているように序盤見えた。
出足が良かったのはINAC。ゴンサルベス中心に厚みのある攻めを見せる。浦和は序盤あまりボールを持てないが時折鋭い攻めを見せる。
前半の16分、ハーフラインより後方、右サイドからの浦和2田代のロングフィードが前線に入る。これをPA入った辺りで9北本が倒れこみながらシュート。
一発のチャンスをモノにして、浦和が先制。1-0とリード。
しかしINACも左サイドから2菅や14米津が仕掛け、チャンスを作る。
20分にはINAC右サイドからのフリーキックが鋭く浦和ゴール前を横切るも、誰も合わせきれずゴールならず。しかし、このときの浦和GK1山郷の反応が今ひとつだったのが気になった。
そのせいか否か、21分にINACはCKのチャンス。これをショートコーナーとし、折り返したINAC10小林が左サイドからクロス気味に放り込む。これがGK山郷の頭を超えてゴールに吸い込まれる。1-1僅かな時間でINAC同点に追いつく。
序盤の停滞さえなければ、浦和は試合を支配して居たと言っていい出来までになっていただけに悔やまれる失点。
後半に入って両チーム修正してきたか、ほぼ互角。特にINACは6節を経て勝ち点1のチームとは全く思えない。特に浦和の右サイドを突いての攻めは鋭いものがあり、昇格後初勝利もありえるか、と思わせた。
しかし、浦和にはホームの意地があった。2,000人以上のサポーターを前にして、攻める気持ちは失われてはいなかった。
ロスタイムに浦和9北本の突破。これをINAC止めきれずPA内で倒してPKの判定。北本は負傷退場し、PKを10安藤が決めて2-1と勝ち越し。結局このまま試合は終了。
浦和レッドダイヤモンズレディースが薄氷を踏む思いで勝利を掴んだ。