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のーざんぷらんつ

庭のこと、ばらのこと、植物全般

冬準備 障子の張替

2015-10-22 | 2015秋

関東に住んでいる頃は、冬の準備なんて、ストーブを出すくらいで、
大して気にもしていませんでしたが、雪国に住むようになってから
非常に敏感になりました。

今、住んでいる所も北海道に比べたら暖かいのですが、
去年は悠長に構えていたら11月に入った途端、雨ばかりの日が続き、
なかなか冬囲いが進みませんでした。

なので、今年は早目に終わらせようと思っていますが、
もう一つ気になっているのは、子どもが穴をあけた障子・・・
穴は寒さに直結するので、どうしても暖かいうちに張替したかったのです。


また、寝室の障子に小さい穴が開き、それが段々広がるという奇妙な現象が起こりまして、
不思議だったのですが、障子をとってみたら小さな虫が3匹ほどいました。
こやつらが、少しずつ食べていたようです><



昨日は、ポカポカと暖かく、まさに作業日和でした。
意を決して、5枚の障子を外に運び、人生初めての、そして恐らく最後の障子の張替に挑戦しました。




本当は、霧吹きで最低限しか濡らさないようですが、
ホースで水をかけて大丈夫だよ~という友人の嬉しい言葉を信じて、
さあ~っと水をかけました。



スルスル~っとはがれます!
細かなカスはブラシでよく取ります。



あこがれていた穴を開けるのも独り占め。
子供とやったら楽しいのでしょうけど、足手まといになるので^^;いない時間に作業!!

ぽかぽか陽気の外にしばらく出したらすぐに乾きました。



室内に移動し、新聞紙を敷いて作業再開。




専用の糊を水で伸ばし、刷毛で塗っていき、障子を上から引っ張るようにして張っていきます。
最初の頃は、端の余計な紙をカッターで切る時に紙が障子にくっついてしまい、
とりづらかったりしたのですが、3枚目でコツをつかみました!

半乾きの時に端の処理をするといいようです。




最初に寝室の丈の短い張替が終了

そして、茶の間の真中にガラスが入ったものにも挑戦。



格子が非常に古くて、木の枠が途中でなかったり、折れていたりと
水平にならなくて大変でしたが、なんとか修了です。



これで少しは冷気が入りにくくなるかしら~
なにより寒い家なので、少しでも暖かくなるならばと頑張りました。

今日は早速、太陽が出ず寒い日になり、既にこたつを出してしまっています^^;

ああ、家は北海道の家より数倍寒いです~^^


安納芋の収穫

2015-10-21 | 2015秋



5月のG.W.に植えこんだ安納芋。去年は私が冬囲いに帰省しているときに
家族が収穫しましたが、今年は作業ができなかったようで、先週末の収穫になりました。

畝で黒マルチで覆っているので収穫は簡単です。




地上部のつるを取り、横からスコップですくうと出るわ出るわ!

学校のサツマイモはモグラかねずみにかじられましたが、
我が家のはきれいな芋でした。よかった。



子供たちを呼んで、どんどん収穫してもらいました。



去年より少し遅れて取ったせいか大きい芋が多いようです。




一束のつるから約85個の立派な芋が収穫できました♪
しばらく乾燥させてから頂きます。
甘くなるといいなあ~


ローズヒップ その1 -北海道編- 

2015-10-16 | 2015秋



10月の連休は北海道に戻り、自宅の冬囲いが待っています。
今年もその季節になりました。



やはりもう秋が進んでいますね。
夏に帰らなかったので久々の北海道です。

自宅に着くと、まず目につくのがバラのローズヒップ
一番の楽しみです。


ヒリエリ

太いシュートが新たに出て横にびよ~んと伸びていました。
来年はこの枝に沢山の花がついてくれるでしょう。




ルイリールはちょっと丸い、色の濃い赤色のヒップです。



こちらも沢山のヒップがついています。




トゲトゲがあるのは、フェンヤです。
ごつごつとした感じ。花はあんなに可愛いのにね。




白萩が伸び放題です。
段々と株が大きくなって、来年は管理できるかな。




オクシオドンにも可愛らしい小さなヒップが数個ついています。




紅葉が始まりかけていたのは、タカネバラ(山野草店で購入)
赤しべタイプの恐らく本当のタカネではないと思いますが、



いつもこのバラはきれいに紅葉してくれます。




珍しく、テレーズ・ブニェにヒップがついていました。
ハマナスの血が入っているからか、丸い深い赤い色のヒップでした。





お花が見られたのは、ジャクリーヌ・デュ・プレ
背面にはオレンジ色のヒップができています。
四季咲きだし、まいてみたら面白いかも。
どんな花が咲くのかな?




ロサ・ウッドシー・フェンドレリにもヒップがついていました。
このバラも紅葉がきれいなはずです。まだ青々としています。




枕木の塀の方に回ってみると、フランシーヌ・オースチンも花がまだ咲いていました。
これも、小さなオレンジ色のローズヒップとコラボしています^^



普通は、一番花が咲いた後は花柄をカットしますが、こうして、コラボしたものが見られるのが
放置ガーデンの特権ですね。




横には伸び放題のホップがぐるぐる巻きに巻き付いていました。
春に大分、芽をとっておいたのですが。




時間があれば、ホップの実をクラフトにでもしたいけれど、
もったいなと思いつつ、剪定してビニールの袋にどんどん入れていきます。

天気は下り坂。雪の予報も出ました。
芝生はもはや、草地と化し、雑草の温床に。
滞在中で、果たして庭の整理と冬囲いが終わるのか、段々と心配になって心ばかりが焦ってきた1日目でした。

つづく

白馬乗鞍岳 -2- 白馬大池

2015-10-01 | 2015秋

白馬乗鞍岳の山頂は、ハイマツと岩がある平な所です。
先に行かれた登山者の皆さんは、山頂ではなく、少し先で休まれていました。
何かあるのかな?と先を進んでみたら、



白馬大池が眼下に見えました~
なんともひっそりと、こんな高地にこんな素敵なところが~
赤い屋根の山荘が見えます。




実は、夏休みに一泊で行きたいなあ~とは思っていたのですが、
混雑しているシーズンに子連れだと迷惑かなと躊躇していました。
けれど、日帰りでは我が家は無理なので、次の機会があれば、是非一泊してみたいですね。

こんな近くに見えるけど、往復となると1時間以上かかりますし、
相方とチビがまだ来ないので、時間も時間だし、ここで折り返すことに。
山頂に戻り、少し歩くと、ようやく2人に会えました。

風も強いし、少し降りてからお昼にしようとお菓子を口にして、山頂を後にします。




もう一度、こわごわと大岩地帯を超えて、
直登してきたところまで戻ると、これまた眼下に天狗原の木道が見えました。


そして、天狗原まで戻りようやく昼食。



まずは暖かいスープを飲んで一息。緊張もほぐれます。

そして、いつもはカップラーメンにおにぎりが多かったのですが、
今回はニョッキと早茹でペンネ、チーズトマトソース、ミックスビーンズ、鳥肉の缶詰を持参。




ニョッキもペンネもあっという間に茹で上がるので便利です。
あとは、ソースと具を絡めて出来上がり♪




粉チーズをかけて前日作ったバターロールとともに頂きました。
山で食べるとこんなものでもすごく美味しいです~




山に行く醍醐味は、第一に水が美味しいこと。第二に食事が美味しいこと。第三にぐっすり眠れること。ですね^^


下山するにつれて、天気も回復してきました。
日差しがでると、山は色鮮やかさが増しますね。






ほどなくしてスタート地点の栂池ヒュッテが見えてきて、無事下山です。



次回は、栂池自然園。つづく。

白馬乗鞍岳 -1- タカネバラ

2015-09-29 | 2015秋



秋の山シリーズが続きます。
前回、木曽駒ケ岳の時の筋肉痛も癒えてないませんでしたが、週末にまたしても山に行ってきました。



木曽駒で気が付きました。夏休みに全然山にいってなかったことを!
夏山シーズンの終わりはもうすぐそこ。
もう一山登りたいと、地図をにらめっこして、今回は栂池から入るコースで行きました。

またもやゴンドラとロープウェイの助けを借ります!
朝一番のロープウェイで上の栂池自然園駅に着いたのが7:35

今回は白馬乗鞍岳に登頂し、その先の白馬大池まで行きたいところですが、
多分、時間的に無理かもということで、途中いけるところまで行って、12時の段階で折り返す計画を立てました。

天気は曇り。紅葉も素晴らしいのに雲が取れる気配はありませんが、行ってきます!




ロープウェイ駅付近にはノコンギクがきれいに咲いていました。




登山道は、シラビソや白樺の林の中を進みます。




ゴゼンタチバナの赤いがあちらこちらにあって、華を添えてます。




ナナカマドは真っ赤に色づいてます。朝方はかなり冷えるのですね。




標高が上がるにつれて、石が大きくなっていきます。




大きな岩場に、チングルマの棚。
1時間半ほど結構な急坂を上り、天狗原という湿原に着きました。




着いたときはガスがかかっていて、周りがよくわからず。
ゴロゴロとした石の中に祠がありました。




湿原なので木道が敷かれていて、気持ちがいいです。
休んでいると、さあ~と霧のカーテンが突然開いてきました。





まあ!こんなに素晴らしい景色が目の前に~^^

シラカンバの黄色、ナナカマドの赤、ハイマツの青のコントラストがきれいです。
これが青空だったらどんなに素敵だったでしょう。


よく目を凝らすと、写真、真中より右よりに、上にまっすぐ伸びる岩の道が見えますが、
そこを登山者の影が動いています。
そうかあ、これからあの山を直登するのか。
お菓子タイムで元気を取り戻し、再び歩きはじめます。




ほどなくして、またガスに覆われてきました。
今度は、石の大きな登山道に変わってきて、上りの勾配がきついです。



息がすぐに上がってきます。



登山道わきにはベニバナイチゴが赤い実を沢山つけていて、本当に美味しそう~




背丈の低いダイニチアザミが色鮮やかに咲いてました。




ナルコユリのような葉に赤い実が。可愛いです。




バックが青だったらどんなに素敵な色合いでしょう。


森の中の直登をようやく登り切ると、稜線に出ますが、
今度は大岩地帯です。




ガスっていて、風も吹き、なんとも寒々しい・・・
ペンキの目印を見失わないように、足元に注意して落ちないように慎重に進みます。
私は息子と。下の娘は相方が全面サポートで、大分遅れて登ってきます。




物を落としたらまず回収はむりですね。
ガラガラの岩場地帯をようやく登り切ると、急になだらかになりました。
山頂までもうすぐのようです。

すると・・・




ありましたね~!!
もしかしたらあるかな?とちょっと期待してました!




紅葉しているタカネバラです。




夏に八方で見た時には、ヒップの部分が細くて華奢でしたが、秋になるとこんなにもふっくらとするんですね。
艶々のローズヒップでした。




株は数株しかなくて、登山道の脇。草陰に守られるように、地を這うように背丈がみんな低いです。
北海道の海岸でみたハマナスも背が低かったですが、やはり風がつよいのでしょうね。




今回見られたのはこの群落だけでした。登山道以外で沢山の株があるのでしょうか?
なんとも頼りなげな群落だったので、この先も無事にたくましく生き延びてほしいです。
一人、密かに感動しながら、先を進むとまもなく山頂に着きました!




白馬乗鞍岳山頂(2436m)。湿原のあった天狗平から1時間20分もかかってしまいました。
奥に見えるのは、2768mの小蓮華山かな?
さらに進むと白馬岳につづく稜線です。

相方とチビは今頃どこかしら~??

つづく