天気上々、師匠と一緒に室戸へ出かけました。残念ながら今回も釣り人がいて海に入れませんでした。それもエントリー場所でジジイが二人竿を振っていたのです。こちらもジジイなので、上天気の日に海を満喫する楽しさはよく分かります。
場所を変えて、タンク無しのスキンダイビングで遊びました。外国人らしきカップルが撮影ポイントを求めて近づいて来ました。観光客が次々訪れますが、ジジイは平気で支度できます。
潮だまりを抜けて少し進むと、水底のあちこち青いものが見えます。ソラスズメではあるまいといぶかりながらメガネを着けてのぞき込むと、貝殻を彩色された2センチほどのヤドカリでした。辺りを見れば青が10個以上、赤と黄が1個ずつ散らばっています。興ざめ甚だし。研究者ならこんなマーキングはしないだろう、子供にこんな遊びを教える大人がいるのかと、ジジイは悲しくなったのです。
残念ながら珍しい魚に遭遇することはできませんでしたが、師匠が水槽用の石を3個拾ってくれたのを土産にしました。
10日前の水槽
背景を青にして明るくなった。
きのうから気になっていた白い虫を師匠に見てもらうと、ウミウシだろうと見解一致したので、水槽に戻してどんな成体になるのか見守ることにします。