笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

「篤姫」に拍手

2008年12月15日 18時21分12秒 | テレビ
「篤姫」が終わりましたね~。途中から視聴率がぐんぐん上がったとかで、昨日の最終回は28%以上もあったとか。
個人的にはここ3,4回の展開にはかなり(^^;)な部分もあったのですが、それでも最後はしっかり泣かせてくれました。
小松帯刀36歳、篤姫49歳。ちなみに西郷は49歳、大久保は48歳でこの世を去ります。
今から考えれば本当に短い生涯です。そして現代は明治からまだ140年くらいしか経っていないのですね。

「篤姫」の魅力は、なによりも脚本だったと私は思っています。
この時代の複雑な登場人物たちの背景をわかりやすく、何より今の私たちにも共感できるようにきっちりと仕立てて物語を作った脚本には拍手を送りたいと思います。
そしてキャスティング。俳優の演技力を楽しむことができた大河だったな~。としみじみ思っています。
高橋英樹さん、松坂慶子さん、平幹二郎さん、佐々木すみ江さん etcetc と「大河ドラマなのだ!」という布陣も「もう思い残すことはございません、殿」というくらい満足でした。

でもやはり、このドラマを最後の最後まで引っ張っていった宮崎あおいさんに、私は心から拍手を送りたいと思うのです。
失礼ながらそれまでの彼女を知りませんでしたので、初回を見て「大丈夫なのでしょうか、このお嬢ちゃんで」と今年の大河ダメかも。。。と思っていたのですね。でも節目節目でしっかり成長する篤姫をとても自然に演じて、まるで宮崎あおいという女優が篤姫と一緒に成長しているような、彼女も応援したくなるような、そんな気持ちで1年つきあった、という気もしています。
21歳の若い彼女は心から「篤姫」になりきって毎回演じていたのでしょうね。大変な努力家なのだと思います。

大奥の女性たちもそれぞれの人生を踏み出して行った、というくだりに「良かったなぁ」と涙した、単純な私ですが、「どんなことがあっても、しなやかに、前向きに生きていこうよ」というメッセージを受け取った気持ちです。

多分、再放送も見ちゃうと思います(^^;)
コメント
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