笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

抜けないトンネルはないと思おう

2008年12月13日 17時38分47秒 | 日々雑記
12日から14日の3日間、地元のヨーカドーでは「現金還元セール」なるイベントを行っています。
昨日帰宅後、どうせならこういう期間に買い物をしておこうとさっそく出かけてきました。
枕カバーだのイス用座布団だのちょっとした肌着だの、「まだいいか」と思っていたあれやこれやをこの機会に購入。購入する商品によって還元率が変わるものの、しめて606円が手元に現金で帰ってきました(^^)
多分そういうお金の多くが「じゃあ、なにかもう一品買って行こうか」と消える(ハズ)なので、決して店舗側の損にもならないと思います。
この、「この際だから」という購買欲を引き出したことは(特に我が家のようなケチケチ一家から)、二重丸ものの作戦だと思います(^^;)敵ながらあっぱれ。

このように民間では「肉を切らせて骨を絶つ」ではないですが、「肉を切らせても骨までは絶たせない」ようなギリギリの選択肢で踏ん張っているわけですよね。お金を使う私たちにしても、いくら引き締めをしても出るものは出て行くわけですから、ヨーカドー同様「肉を切らせても骨までは絶たせない」努力をしているわけです。
お金の使い方は、生活観や生き方、家庭によっても様々だと思います。「え? そんなもの(こと)にお金をかけるの?(かけないの?)」と、思わず他人と自分の比較をしてしまうこともあるでしょうし、それによって落ち込んだり、逆に自分はしあわせだ、としみじみ感じられる場面も今後多くなってくるかもしれません。

私は「来年は厳しい年になるな~」と感じています。何が具体的に厳しいのかはわかりませんが、とにかく「厳しくなる」と感じているのです。肉を切らせる余裕もないまま(切られている実感もないまま)いきなり骨を絶たれる人々や企業が今以上に多く出るような気がします。今年の世相を現す漢字は「変」だそうですが、あえて言えば、あまりにも「速く変わり過ぎ」ている気がしているのです。

私は考え過ぎでしょうか?

そんな気分の中で、でわ来年私は自分に何が出来るのか考えてみました。ピンチはチャンスだ!と大きく賭けに出る? 残念ながら私にはそんな度胸も資金もありません。だからせめて「堅実に行こう」と考えているのです。私の身丈に合った堅実さで。

不況のトンネルだって、永遠に抜けないことはないと思うのです。抜けたその時にポンと飛び出せる、冬眠から醒めたリスが、巣穴から顔を出し、春の風を感じた瞬間に走り出すような、そんな堅実さを持った自分で来年を過ごしていこう、と考えているのです。
コメント
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