robihei日記(将棋とか、GOLFとか、徒然に)

将棋ファン暦30余年、10年程前のNスペ「対決」を観て将棋ファン熱が更に高じ、以来ずっと棋界ウォッチャーに

マスターズ2

2007-04-10 13:45:34 | Golf一般
ザックジョンソンというライダーカップメンバーながらほぼ無名の若者(といってもタイガーと同世代だが)が優勝したマスターズ。

新聞を見ると「タイガーが負けた」とどこにも書いてある。勝者以外の93名は全員負けている訳だが、どうしてビジェイやミケは「負けた」とかかれないのか不思議。「タイガーが勝つか、タイガー以外が勝つか」は場合の数的には二元論ではないはずなんだが・・・

とはいえ今回見ていて感じたタイガーのことを一言だけ。「過度の集中」と「ダメなモード」の2つを感じた。

■過度の集中

見た方はご記憶と思いますが、第3Rの13番のTeeでダウンスイング途中でスイングをやめて、わざと空振りした(当然無罰の再プレー)となるシーンが象徴的。

「近くを鳥の影がよぎった」のが気になったらしい。ダウンスイング途中でスイングを止められるというのは超人的だが、「二クラウスが集中したら、近くでギャラリーが傘を落としても気づかずに好ショットを打った」というエピソードと対極的である。

なんつうか、集中の種類を変えたほうがいい気がするよ、タイガー。

■ダメモードの1週間

なにか悩みがあったのかもしれないけど、2打差の2位ではダメと思い込んでいる自分があるのだろう。「あーだめ、あーこれもだめ、もーいやダメばっか!」みたいなフラストレーションだらけのプレーしか目に入らなかった。

「ダメでも普通の人より超ウマイし、それでも十分勝てる」というメンタリティで週末を過ごすことができてたら、あと3打くらい良かったかも・・・とか思ってしまう。

ま、妥協しないから今のタイガーがあるんだろうけど。「本人的にはダメでも勝つ」というタイガーにはならないね、今のままでは。