里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

スズカケソウの花

2012年07月24日 | 庭の山野草
ヤフオクで、「自家所有の山林に自生している」、「絶滅危惧種だが強健」と書かれていたので、試しに苗を購入してみた。
すると、茎の立ち上がった側の地面に近い方(画像の右側)から花を咲かせ始め、その先では茎が接地した所で発根している。

花は、濃い紫色で長く突き出た2本の雄しべが印象的だ。

スズカケソウ、鈴懸草(ゴマノハグサ科、クガイソウ属)
中国に自生している花で、江戸時代に園芸植物として知られていた。
その後、「岐阜県や徳島県で自生地が見つかった」と言われているが、園芸種が逃げ出したものかどうか定かではないらしい。
茎は長くて先端が垂れ下がり、地についた所で根を下ろしては繁殖していく。
葉は互生し、卵形で先は尖っていて、茎と葉には長い軟毛が密生している。
花期は7~8月頃で、葉腋に球形の花序をつける。 花は房状で、濃紫色で筒状の花弁は先端が浅く4裂する。
〔名前の由来〕
球状の花序が、山伏が衣装の上に羽織る衣(鈴懸け)に似ている事から、鈴懸草と名付けられた。


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