里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

ハンゴンソウ(反魂草)

2009年07月31日 | 山野草
先月、クロカンパークの植物観察会に参加した時、
ハンゴンソウという「死んだ人の魂を呼び戻す起死回生の草」なる植物があった。

そこで、この所スッカリ生気が無くなった小生としては、せめてこの花でも見れば
或いは生き返るのではないかと考え見学して来た。

すると、折りしも夏休みとあって大阪の高校生や2社の社会人が合宿していて、ク
ロスカントリーの練習をやっていた。 この蒸し暑い時期に元気な事で、何だか余計
に老いを感じさせられ、暑さが身に堪えてしまった!

さて、このハンゴンソウ、鬱蒼と繁った湿地の中に咲いていたが、花はイマイチで、
見ただけではとても生き返れそうにない代物だった。 期待外れでガッカリした!
ハンゴンソウ(キク科、キオン属)花径約2cmハンゴンソウの葉

このハンゴンソウの名前を貰った植物(キク科・オオハンゴンソウ属)には、あの
悪名の高いオオハンゴンソウがある。 
北米原産で、葉が良く似ていて大きな花が咲く事から名づけられたらしい。 
繁殖力が強い為に全国で野生化し、自然の生態に悪影響を与えるとして今では外来
特定生物に指定されてしまっている悪者だ!

もう1種、ハナガサギクというのもある。 こちらは、オオハンゴンソウの八重咲
きだそうだ。 我が家でも昔から咲いていたが、迂闊にも花の名を全く知らなかった!
オオハンゴンソウ(花径約10cm)オオハンゴンソウ(葉)
ハナガサギク(花径約7cm)ハナガサギク(葉)



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