里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

水面から立ち上がるスイレンの葉

2010年07月27日 | 庭の山野草
Rohman さんのブログに、
「スイレンの葉に、蓮のように水面から立ち上がる物が有るが、密植させているせいか?」
と書かれていたので、調べて見た。
すると、
・ハスは、幼株では浮き葉を出し、成長して浮き葉が水面を覆い尽くすと立ち葉を出す。
・スイレンは、浮き葉しか出さない。
と書かれている。

そこで、我が家のスイレン鉢を覗いて見たところ、何と水面に浮かぶ葉の他に水面から
立ち上がっている葉もあった!

小さな鉢で密植状態になっているせいかと思って、大きな鉢を覗いて見ると、こちらは
繁っていないのに、やはり両方の葉があった。

不審に思って更に調べて見ると、
「初夏以降は葉柄が太くなり、カーブさせて葉を水面に収める事が出来ず、殆どの葉が
 鉢の外へ飛び出してしまう」
と書かれたものがあった。

そこで、もう一度スイレン鉢の中を見ると、立ち葉の葉柄は確かに太い!
その上、「水量が少ないので葉柄を曲げる事が出来ず、水面から立ち上がってしまった」
という事らしい。 
今まで、我が家にあるのがスイレンの姿だと思い込んでいたが、自然はもう少し複雑な
ようだ!


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2 コメント

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検索 (仙人)
2010-07-28 09:27:15
ネットでも、仰るように出典をコピーしたものが多く、中には全く逆の事が書いてあるケースもあり、判断に苦しみます。

ヒツジグサの件ですが、我が家では午後2時頃に咲いて夕方には閉じています。
生育場所などによってバラツキがあるのでしょうか?
これからも訪れた先で観察して見ます。
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ありがとうございます。 (Rohman)
2010-07-27 22:46:52
一度、コメント入れましたが、消えてしまいました。

詳しくお調べ頂き有難うございます。
よくわかりました。
大抵の本は何か信頼できそうな本を底本にして、
同じような事を書いていますね。

もう一つ疑問が有ります。
ヒツジグサ、どの本にも未の刻(午後2時頃)
に開花するから、とあります。
私のみるところ、午前10時頃には開いているようです。
1冊だけ、「未の刻」ころに閉じ始めるからと言って、
前述の説は誤りです。とはっきり書いた本がありました。
「山と渓谷社の 野草の名前」の夏の部です。
何かほっとすると共にその他の本の記事が誰かの
記事をそのまま信頼して書いているようで、ちょっと
心に引っかかりました。


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