里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

猛毒ヒョウタンボク(嫁殺し)の実

2012年06月14日 | 花 木
名前の面白さに釣られて買った木だが、初めて花が咲いた(H24.5.1)。
同属のスイカズラに花の形が似ていて、甘い香りもする。

やがて一部の花が変色して金銀木となり、連なった緑色の実を2個つけた。
H24.5.9H24.5.29

そして、楽しみにしていた実が、遂に赤く熟した(H24.6.14)。
9月頃に熟すというのに、途中で植え替えた為に早く熟してしまったらしい?
この実、食べると嘔吐・下痢・麻痺を引き起こす猛毒成分を含んでいて、“嫁殺し”と呼ばれる物騒な代物らしいが、本当にそうなのかどうか試してみたい誘惑に駆られて困っている!

ヒョウタンボク、瓢箪木(スイカズラ科、スイカズラ属)、別名:キンギンボク、ヨメコロシ
北海道・本州・四国の山地に自生する落葉低木。 樹高は1~2m。 
葉は、対生し、長さ2~5cmの長楕円形で全縁。 葉の両面に毛が多い。 
花期は4~6月で、枝の上部の葉腋に白い花を2個ずつつけるが、やがて黄色に変わる。
花弁は5裂する。  実は9月頃に赤く熟す。
〔名前の由来〕
2個の実がくっついて瓢箪形になる事からヒョウタンボクと名付けられた。
白い花はやがて黄色に変わるが、その過程で両方の花が見られる事から、キンギンボク(金銀木)とも呼ばれ、赤い実に猛毒がある事から嫁殺しともよばれる。


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