里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

初オークションでゲットした “キンセイラン”

2010年02月08日 | 山野草
行きつけの山野草専門販売店が店じまいをするという。山野草は冬になると地上部が枯
れてしまうものが多く、余程のマニアでなければ買ってくれなかった為らしい。

仕方なく別の店を探していたら、たまたまヤフオクで安いキンセイランを出品していたの
で試しに落札してみた。
店頭で現物を見て買うのと違って画像だけを見て買う訳だから、相手の事を知らないまま
に嫁に貰うような、まるで一時代前の結婚のような感じだ。

という訳で弘前市から我が家へ嫁いで来てくれた。
昨年の6月に庄原のKさんの山で初めて見て以来、気にかかっていたのでつい買ってしま
ったのだが、果たしてどんな器量の持ち主やら?  今から開花が楽しみだ!

(キンセイラン)

キンセイラン、金精蘭(ラン科、エビネ属)
北海道・本州・九州で、深山の林内に自生する多年草。 草丈は15~50cm。
葉は幅3cm×長さ15~20cmの披針形で数枚つく。 
花期は7月。 花序は10~20cmの穂状で花はまばらに十数個つく。
がく片は緑色で披針形に広がり先が尖っている。 側弁も緑色の細い披針形で、
中央の唇弁がまっすぐ立ち先が三つに分かれ、基部には茶色の筋がある。
(名前の由来)
花の形と色合いから“金精蘭”と名づけられた。