一僧侶の日常の思いを語る
沙門の法話
一人でない
うまくいかに時もうまくいく時も変わない気持ちが大事だと思います。たんたんと生きる。
どうせ、最初からうまくいくことばかりではないし、そうやって沈んでいても時々はいいことあるのだから悲観ばかりしていられない。
朝、起きた時にあれ、今日はいいことがあるかもしれないと思えるほど幸せなことはありません。
朝が来た時にこんな朝来なければいいと思うことほど辛い日々はないのです。
良いことがあれば悪いことがある。
でも悪いことがある時はその次に良いことがあるなんて思えないものです。
また嫌なことが起きるのではないか。自分なんて生まれてこなければ自分なんてと。
もし、そんな自分でも大切に思っていてくれている人がいると気づけたら幸せです。
本当にその人にとっては命よりも大事な可能性があります。
人は一人で生きてきて一人で旅立っていきますが魂はつながりあい、重なり合い、けっして切れない縁でむすばれているのです。
その意味では一人であって一人でないのが真実だと思います。
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