一僧侶の日常の思いを語る
沙門の法話
欽ちゃん
先日テレビで明石家さんまさんの番組をしていました。その中のご自身のドラマ。
萩本欽一さんとのエピソードです。
さんまさんは子供のころから大の欽ちゃんファンでした。いつか自分も欽ちゃんに認められる芸人になりたい。
私の子供のころの欽ちゃんの人気は絶大でした。視聴率100パーセント男。自分の三つの冠番組は視聴率を30パーセント超えています。それを三つ足すから100パーセント。今では考えられません。ほとんどの国民が欽ちゃんの番組を見ていたことになります。
しかし時代の流れ。お笑いはさんまさんや北野武さんの新しいお笑いに移っていくのです。
ちょうどその過度期のころ、欽ちゃんはいまだ人気絶頂にも関わらずすべての番組を降板します。そして最後にゲストでさんまさんが招かれるのです。
当時のディレクターはどうしてもその対決が見たかったのです。お笑いの新旧の怪物が一緒に視聴者を笑わせるところを。
ところがいつも入念にリハーサルをする欽ちゃんはさんまさんと一切リハーサルをしませんでした。そのまましなくていいと。
さんまさん心にお笑いの火がつきます。やってやろうじゃないか。
本番はさんまさん独り舞台でした。今までの番組の流れを一切スルーして自分の笑いにもっていきました。
欽ちゃんは最初は対抗しようと一瞬思ったそうですが何故だか、このままやらせようと思いなおしたそうです。
負けた。負けた。でも気持ちいい負けだ。
欽ちゃんの言葉です。さんまさんの笑いはどうしても憎めない。好きになってしまう。
欽ちゃんは後日、さんまさんにこんなアドバイスをしたそうです。
さんまちゃんはさんまちゃんのままでいい。自分は最初は欽ちゃんだった。でもいつしか萩本さんになってしまった。
欽ちゃんがまわりから大将と呼ばれているところが印象的でした。小堺さんや関根さんがよく大将のわがままというかこだわりの強さにぼやくところをテレビで見たことがあります。それが面白くて。
欽ちゃんはまだ40代なのに第一線を退いた。
なんだか格好よく思います。それでいまだに現役のユーチューバーです。
その道を極めた人はおのれをよく知る人だと思いました。
萩本欽一さんとのエピソードです。
さんまさんは子供のころから大の欽ちゃんファンでした。いつか自分も欽ちゃんに認められる芸人になりたい。
私の子供のころの欽ちゃんの人気は絶大でした。視聴率100パーセント男。自分の三つの冠番組は視聴率を30パーセント超えています。それを三つ足すから100パーセント。今では考えられません。ほとんどの国民が欽ちゃんの番組を見ていたことになります。
しかし時代の流れ。お笑いはさんまさんや北野武さんの新しいお笑いに移っていくのです。
ちょうどその過度期のころ、欽ちゃんはいまだ人気絶頂にも関わらずすべての番組を降板します。そして最後にゲストでさんまさんが招かれるのです。
当時のディレクターはどうしてもその対決が見たかったのです。お笑いの新旧の怪物が一緒に視聴者を笑わせるところを。
ところがいつも入念にリハーサルをする欽ちゃんはさんまさんと一切リハーサルをしませんでした。そのまましなくていいと。
さんまさん心にお笑いの火がつきます。やってやろうじゃないか。
本番はさんまさん独り舞台でした。今までの番組の流れを一切スルーして自分の笑いにもっていきました。
欽ちゃんは最初は対抗しようと一瞬思ったそうですが何故だか、このままやらせようと思いなおしたそうです。
負けた。負けた。でも気持ちいい負けだ。
欽ちゃんの言葉です。さんまさんの笑いはどうしても憎めない。好きになってしまう。
欽ちゃんは後日、さんまさんにこんなアドバイスをしたそうです。
さんまちゃんはさんまちゃんのままでいい。自分は最初は欽ちゃんだった。でもいつしか萩本さんになってしまった。
欽ちゃんがまわりから大将と呼ばれているところが印象的でした。小堺さんや関根さんがよく大将のわがままというかこだわりの強さにぼやくところをテレビで見たことがあります。それが面白くて。
欽ちゃんはまだ40代なのに第一線を退いた。
なんだか格好よく思います。それでいまだに現役のユーチューバーです。
その道を極めた人はおのれをよく知る人だと思いました。
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