女性は一家の中心です。子供は家から帰ってくればまず「お母さんは」と言います。「お父さんは」とはなかなか言いません。私の家庭でも子供はやはり母親が一番すきみたいです。ここは比べるところではなくやはりそうなのだと思います。
古来、日本では女性を太陽と同一視しました。日本の霊場の中心は「天照大神」をお祀りする伊勢神宮です。日本の三大霊場はまず政治的、経済的、日本の国を動かす力である伊勢神宮。そして縁結びの神様、生活、人の家族の営みをお守りしてくださる「大国主之尊」をお祀りする出雲大社。(須佐之男命が父)亡くなった人が集まる山。月山(月夜見命)を崇める出羽三山。出羽三山とは月山、羽黒山、湯殿山の総称で羽黒山に三山合祭殿がある。
この三神は兄弟です。天照大神様が長女、月夜見命様がその下の弟、三番目が須佐之男命です。
話は戻りますが、日本の中心の神様が太陽を表す女の神様、天照大神であることからして女性中心の家族形態であった可能性があります。「今日は」皆さんこの言葉は日本人が一番頻繁に使う言葉ですが、意味としては「太陽さん」だと言われています。皆さん、太陽の下で今日も元気(太陽のエネルギーをいただきながら)で生活していますかみたいな感じだと思います。「お母さん」この言葉の意味を皆さんご存知でしょうか。「お母さん」とは太陽さんという意味です。日がカアカアと照るさまをその音のままお母さんになりました。「お父さん」はどんな意味があると思いますか。「尊い人」という意味です。とても重要な役割だと思います。(ちなみに日本では国の名も国旗も太陽を表しています)
世の中の女性の方は自信をもっていただきたい。この日本は女性中心に成り立ってきたことを。太陽の光、そこから生みだされる大自然の恵みに感謝しながら生きてきたのが日本人です。この国土に住んでいるかぎりでは意識しようが無意識であろうが女性を大切にしなくてはいけない国だと言えます。
しかし、社会はいまだ男中心。家では旦那の世話、育児に追われる毎日。イクメンなんて最近は騒がれていますが、やはり女性がいてこそだと思います。女性にとって結婚は自分の性が変わるとても大切な出来事。後ろの守護霊がいっきに変わります。もちろん、婿養子をもらい自分の性のままだったらそのままです。嫁の立場は昔も今も変わらず、家に入る、白無垢はその意味があります。その家に染まらなくてはいけません。染まってなおかつ次の代へと子孫を遺す役割があります。もちろん、今世に結婚をしないと決めて降りてきている魂があるのも事実です。ここではおよその傾向を述べているにすぎません。
嫁ぎ先では舅、姑、小姑に気を使い、何故かなかなかなじませてもらえないなんてこともよくあることです。こんな話を聞いたことがあります。その方は長男の方と結婚して家に入ったのですが、そこに娘さんが離婚して戻ってきました。早くなじめるよう義理の父母、そしてご先祖様を大切にしてきました。しかし出戻りの娘さんにこう言われたそうです。「あなたは嫁さんとしてこの家に入ったが先祖とは血がつながっていない。お仏壇は血がつながっている私がみるから大丈夫」。私はそれを聞いた時にこの娘さんはとても勘違いしていると思いました。長男の嫁としてその家の繁栄の為に入ったお嫁さんのことを先祖はとてもかわいがっているし、そもそも守護霊は皆嫁ぎ先の先祖である。もし出戻った娘さんが旧姓を名乗っていたとしてもそこは跡継ぎの嫁として一目おかなくてはならない。結婚した相手方の姓のままであるのならなおさら許されないことである。
皆勘違いしているのは血のつながりよりも霊的なつながりの方が濃いということです。今男女別姓が日本にないのはおかしいと叫ばれていますが、先祖を大切にし、家を守ることを大切にしてきた日本民族にはふさわしくない制度だと思います。皆さん国家とは日本にしかない言葉だとしっていますか。他国では国は国。国に家を付けるのはおかしいことです。しかし日本では違います。国も自分達家族の集合体で大きな家なのです。その国を守る家。家を守る女性。そこに外国にはわからない日本の国の仕組みが成り立っています。
どうかいつも明るく太陽のように一家を照らす「お母さん」であってください。「お母さん」は家族の太陽、元気の源、一家の中心です。
今日は女性の為のお話しでした。