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NHK 現代の音楽 アーカイブシリーズ 諸井誠 先生 訪問

2012-02-16 | ■芸術(音楽、美術、映画、演劇)
  昨日は作曲家の諸井誠先生を鎌倉のご自宅に訪ねました。昨年の夏以来リリースをつづけているナクソスのNHK現代の音楽アーカイブシリーズ、その10枚目となる「林光」のライナーノートに、諸井先生から追悼の辞をいただいたお礼を兼ねての訪問です。昨年来、諸井先生宅には何度もお邪魔し、その度に歴史の証言ともいえる貴重なお話を伺っています。話の内容があまりにも過激で、容易に公表できるようなものではないのが残念ですが、先生は涼しい顔で「僕の話は発禁になるようなのが多いんですよ!」と呵呵大笑されます!戦後、日本の作曲家たちが何を考え、どのように行動してきたか?僕自身は発禁覚悟で次代に伝えるべきではなかと考えています。

  西欧にもその例があるように、わずか数年の間にこれだけのキラ星のごとき作曲家たちがこの国に誕生し、互いに影響を与えあいながら生きていることを思うと、彼らをこの世に遣わした創造の神の存在を信じたくなります。
1929年生:黛敏郎、湯浅譲二、矢代秋雄、間宮芳生、松村禎三…、1930年生:諸井誠、武満徹、本間雅夫、三木稔、下山一二三、廣瀬量平、福島和夫…、1931年生:林光、外山雄三、松平頼暁…、1933年生:一柳慧、三善晃………。

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