2020@TOKYO

音楽、文学、映画、演劇、絵画、写真…、さまざまなアートシーンを駆けめぐるブログ。

マスターズ開幕

2009-04-11 | ■エッセイ
  
  いよいよ今年のマスターズが開幕しました。注目はタイガー・ウッズの復活と17歳・石川遼のメジャー初挑戦。

  マスターズは、全米、全英オープンとならぶ世界三大メジャーのひとつですが、毎年同じコースで開催されるのが特長です。

  オーガスタナショナルゴルフクラブ、このコースの景観の美しさは並ぶものがなく、特に今の季節はアゼリアの花が咲き誇り、木々は深緑の葉をつけてまばゆい輝きを見せています。選手たちにとっては大敵となる池やバンカーも、私たちギャラリーに見せる表情は優しく、フェアウェイを吹き渡る風の色までが見えるような美しさです。

  本日2日目、石川遼は残念ながら予選を通過することができませんでしたが、世界最高の舞台で、世界最高のプレーヤーと共に闘った経験は何物にも代えがたいものだと思います。

  何より驚くのは、彼が小学校の卒業文集に「将来の夢:20歳でマスターズに優勝」と書き残していること。この言葉から、たった5年で少年はマスターズへの出場を現実のものとしました。あるいは、あと3年のうちにこの優勝という言葉が現実のものとなるかもしれません。

  2日目を終えて、世界屈指のプレーヤーたちの名前がスコアボードの上位に並ぶようになってきました。上位には片山晋吾、そして今田竜二も何とか1オーバーで予選を通過してきました。テレビ放送の時間に合わせると、明日は午前4時半起き、明後日の最終日は3時半起きということになります。世界最高の夢舞台、しばらくの間、心地よい夢の中でまどろむ日々が続きそうです。
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