疾風怒濤の80年代

日本中が熱い風に包まれていた1980年代
そのころの音楽・映画・テレビなどを語る30代のための
広場です!

中山元国交大臣の騒動は自爆テロだった。

2008年10月04日 01時56分25秒 | 社会
中山元国交省大臣が政界を引退するそうです。
http://www.asahi.com/politics/update/1003/SEB200810030023.html

まあ、それは「ああ、そうですか・・・」ぐらいの感慨しか持ちませんが、
先日の「日教組破壊」発言などは確信犯だったといわれています。

それはモチロン彼の心情に基づくものであるのでしょうが、
そのほかに、こういう事が言われています。

麻生首相は、泡沫候補だった頃から自分を支えてくれた鳩山大臣を
はじめとする側近を重用した組閣を組む意向でした。
とくに彼は小泉元首相に対するライバル心が強く、
自分も派閥の意向を排して一本釣りで、組閣をしたかったそうなのです。

しかしその過程で、麻生支持を今回いち早く表明した、森派からは、当初
だれも入閣しないという事が漏れ伝わりました。

「麻生を今回は支持したが、好き勝手やっていいと言うわけではない」と
危機感を強めた森氏は、手を回し、
森派事務総長だった中山氏を焚きつけて
「われわれ町村派(旧森派)は首班指名で『小沢一郎』と書いたって
いいんだぞ!」と怒鳴り込ませたそうなのです。

しかし、そんな中山氏にあてがわれたのは、何の興味も無い国土交通省。
そこで彼は、森の命を受け、入閣早々、絶対に揉め事になるような持論を
吐いて自爆したそうなのです。

つまりこれは森氏から麻生氏へ「お前の政権を吹っ飛ばすのは簡単だ。
お前はアンタッチャブルではない」というメッセージだったのだそうです。

そこで、解散をせずに1年やり過ごすつもりでいた、麻生氏も
森氏のいう事を聞くようになったという事です。

いや~、政治の世界はドロドロしてますね。

コメント
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