疾風怒濤の80年代

日本中が熱い風に包まれていた1980年代
そのころの音楽・映画・テレビなどを語る30代のための
広場です!

パチスロひとり旅

2005年06月17日 18時36分10秒 | 4コマ漫画
80年代とは関係ありませんが、30代男性の心を捉える漫画と言えば、もう一つ。
「パチスロひとり旅」は、私がこよなく愛する漫画です。

これは現在も、パチスロ専門誌 「パチスロパニック7」に連載中の旅打ち漫画です。

バブルのときに中堅証券会社の営業として就職し、その後転職。
悪徳リフォーム業者などにわけもわからず営業職として転々とする内に、借金がかさみ、
できた600万の負債を返すために、1997年に車に乗ってパチスロを打ちながら全国を放浪。
車の中で泊まったり、健康ランド・サウナに泊まったりしながら、全国47都道府県全てで
旅打ちを敢行。2004年に完済したという、感動の放浪実話漫画なのです。

この漫画をはじめてみたのは、1999年の頃。コンビニで単行本を何気なく見かけた時に
「全国を車で放浪」というコンセプトに惹かれました。
当時私は一回のADで、人に頭を下げることが主な仕事でしたら、誰とも話さないで
自分の知らない土地で気ままに生きたいという思いが強く、彼の本を読みながら
私も知らない土地に思いをはせたものです。

その主人公 名波誠氏がこのたび8年にわたる放浪を終えて、結婚することになったそうです。

ただただうらやましい。放浪の果てに何処かで知り合った女性と所帯を持つなんて、
「渡り鳥シリーズ」みたいじゃないですか・・・・。
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サラかん

2005年06月17日 10時58分51秒 | 4コマ漫画
4コマ漫画とは違いますが、30代の心に染み入る漫画と言えば、2000年~2002年にわたって
「週刊現代」で連載された、「サラかん」ではないでしょうか?
これはお菓子メーカー 王手食品の窓際サラリーマン亀和田進が、ワンマンオーナー 安倍恒夫の
鶴の一声で、傘下の万年最下位プロ野球チーム 日暮里パイレーツの監督として
突如出向となり、紆余曲折の上で、初優勝へ導くと言うストーリーなのです。
まさにこれは「お父さんの夢コミック」私も夢中になりましたよ。

確かに「現代」といえば「只野仁」ですが、「サラかん」の方がシンパシーを覚えますね。
特にこの1巻で、「仕事は上司のためにやるのではない、自分自身のプライドとお客様の
笑顔のためにやるのだ!」としみじみと語るところは泣けますね・・・。

この原作者中原まこと氏の妙に力の抜けた、のんびりとした作風と、作画の高井研一郎氏の
ほのぼのとした画が非常にマッチして、当時月曜日が楽しみだったことを覚えています。
さらにあの頃はまだ「週刊現代」は確か、編集長が元木氏だったのでしょうかね?
今よりもずっと面白かったんですよ。

その名作コミックが、なんとコンビニで単行本化されて売っています!2巻目まで出ていますよね。
是非御一読を!
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