ぞな通信

四国・松山生まれ、在米25年、Zonaの日常生活。

忘年会

2005-12-04 12:11:51 | Weblog
今日は仕事を2時間くらい早めに切り上げて、日本で通っていた大学の先輩のお宅に伺った。
LAには母校出身者が結構いて、各方面で活躍されている。
今日伺ったお宅も成功している先輩の一人で、おそらくいつ「バリバリバリュー」に取り上げられてもおかしくない御殿に住んでおられる。

「地上の楽園」とまで形容されるお宅に伺うのは今日が初めて。

娘と一緒に行ったんだが、ついてびっくり。

ここは迎賓館か!

車もレクサスがうじゃうじゃ停まってるし(しかもそれは来客の車ではなく自家用車)、ゴルフカートはあるわ、庭にはジャクジー、噴水、全天候型テニスコート、小森もあった。

地元松山の広さで形容すれば、子規記念館から道後公園までそっくり入れたくらいの面積か。

2エーカーだったか3エーカーあるという。
エーカーなんかわからんが、とにかく広い。
久々のカルチャーショックであった。

少々遅れてついた私たちは先客に挨拶をしようと、見慣れないお顔の女性に自己紹介した。

「こんにちは。○Xぞなと娘のぞな子です」

私に挨拶された方は「こんにちは」とも言わず、すーっと通り抜けて行った。

なんだ、感じ悪い。失礼な人だなあ。

続けて、見知らぬ女性に挨拶したが、素っ気ない態度であった。

数分後なぜかわかった。

それはケータリングで派遣されていた女性だったのだ。おそらくむこうもどう反応していいのかわかんなかったのかもしれない。

恥ずかし~ 

(でも「こんにちは」くらい言ってもいいざんしょっ

ケータリングのお寿司屋さんも来ていて、寿司バーも設置されていた。

今日は寿司が食い放題だぜ!

それにしてもこの御殿、すごすぎます。

お食事のセッティングも大変だったろうに。
ホスト役のS先輩と奥様、本当にありがとうございます。
こうやってお客様をもてなすことを繰返して、もてなし上手になるんだろうなあ。少しでも見習わなくっちゃだわ。

家の中をご主人ではなく家に来慣れている先輩に案内していただいたが、東海岸で見た豪邸に似ていた。
何部屋もあってわからない。
ここの子になりたいです。

今日はこの忘年会に先立ち,ゴルフコンペがあったそうで、其の人たちが30人くらい流れ込み、残り20人くらいが夕食会に参加したのであったが、久々に会う大学の先輩後輩は、損得がなくてとてもつきあいやすい。

各社に勤める方々が、それぞれの商品を持ち寄り、最後はお持ち帰りが出来るのも魅力的。

まだまだ今日が初対面な方もいたし、お顔は知っていても未だに何をやっているかわからない人も大勢いる。

仕事の面ではたくさん教わりたいことがあるので、一人一人お話を聞けたらいいなあ。

サンディエゴやパームスプリングの方からも参加していた人もいた。
すごいぞ、みんな。
でもって、同志のような意識があるので、垣根がほとんどない。
私よりも随分若い女の子も結構いて、すごく華やいだ雰囲気である。
特に短大部の卒業生は年をとってもきゃぴきゃぴ度が衰えてなくてよろしい。在学中は短大なんて全然接点がなかったけど、卒業してこうやって異国で会うのも何かの縁。大切にしたい。

そんでもって、もっともっとお話したい。
でも時間が足りない。
お寿司も食べにゃならんし、急がし急がし。

しかし、会話のなかで、親しい先輩と胃カメラとコロノスコピーの話をしている最中、私が不本意ながら「ケツ」と言葉を発してしまった瞬間、

「やっぱ明治の女だよな~。普通『ケツ』なんて言わないだろ」
と指摘をされてしまった。

その後、別の先輩と話していて(彼はレストランチェーンを持っている)アメリカ人がいかに整形手術をして若さを保っているか熱弁をふるっていた。

「顔から体からお尻の皺まで全部きれいにするんだぜ」

それを聞いた私は、

「お尻の皺まできれいにして誰が見るんですかね。他人が見えない所まで徹底するのはすごい。」

と言うと、

「ばかっ! 肛門じゃないよ。お尻の皺!(と、大殿筋を指す)。誰が肛門の皮まで見るの!」

恥じかし~っっっっっっ。

耳まで赤くなってしまった。

しかーし、コロノスコピーの話をしていたので、もう私は内蔵の襞の絵が脳に焼き付いているのじゃ。

「これだから明治の女は」

と、さらに別の人からも言われてしまった。

すいません、野武士のイメージは女にも健在なのです。20年ぶりに在学中の反応をいただいた気分です。

家が広いので、皆好きな所でくつろいで、家の主人はギターの弾き語りをしたり、お客さんがピアノを弾いたり、カラオケで校歌を歌う人もいれば(そんなカラオケ持ってる人がいること自体理解不可能)、バーでしゃべったり、お寿司をカウンターで食べたり、いろいろ好きな時をすごしていた。 

こういう豪邸を見るとアメリカンドリームは健在だと思うし、考え方を切り替える必要性を感じる。
いろんな意味で吸収する事の多い忘年会だった。

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2 コメント

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大学カラー (ひろりん)
2005-12-05 06:58:00
ほおお、明大の女性って、野武士の雰囲気と言われているわけですね。そう言えば大学時代に会ったある大学の女性がほとんど「ああいう感じ」と言われたのにぴったりはまっていたのに驚いた覚えがあります。「ああいう感じ」とは....頭がよくて、お姿には気を使わない....。同じ高校だった子が見事にその典型になって、20年前のスーツとおぼしきものを着ていたのには驚きました。高校の時は美人だったのに....大学になってドン臭くなる人って少ないですよね。
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どきっ (ぞな)
2005-12-05 10:45:34
おお、なんという的確なお言葉。

大学に入ってどんくさくなるって・・・

それって私ですかい!



いや、大学に入らなくてもどんくさいんっすよ。



姉も兄嫁も立教卒で、それなりに華やかな女性らしい雰囲気を醸し出しているし、彼女たちのお友達もそう。

なのに私のまわりったら、もう、顔や服装はともかく面白い奴ばかりです。



LA着たらもっと服装にかまわなくなったからある意味最悪か・・・



磨きがいがあるので他人に不快感を与えないように頑張ります。

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