ぞな通信

四国・松山生まれ、在米25年、Zonaの日常生活。

豚インフルエンザ

2009-04-30 19:37:07 | Weblog
豚インフルエンザが猛威をふるっているということで、人から聞いた話では日本のメディアがえらいことになっているらしい。うちは日本語放送を全く聞いてないので様子がわからなかったのだが、聞いてびっくりした。
一体どこの話をしているのだ?!

というくらい、えらいことになっているらしい。
旅行会社の方が、旅行のキャンセルが相次いでいて、庶務で忙しいとおしゃった。キャンセルで忙しいのは可哀想に・・・。

メキシコと地続きになっているアメリカに住んでいる者から言えば、一体どこの話?程度なのだが・・・・

スーパーも学校もデパートも会社も普通に開いているし、対岸の火事状態である。
よっぽど日本の冬の風邪の方がすごいと思うよ。

ある日本の会社の駐在員は土曜日に強制的に帰国をさせるそうだ。
残された現地採用のスタッフ(女性)が、
「私も日本人なのに・・・・」
と笑っていた。
しかし、これが現地採用と駐在の差である。
関東軍もこうやって満州に渡ってきた開拓団を置き去りにしていったんだろうか
いや、高官だったら今後の活躍も考えられるから生かして帰らせる方が、国や会社の為にはなる。
まあ、戦争中じゃないからそこまで切羽詰まってないけど、多分会社もある一定のラインがオフィシャルに発表されたら、対外的にも何らかの対策をとらねばならんのだろうな。

お子さんのいる家庭でバケーションじゃなくて短期間とはいえ強制帰国というのは大変なこったろう。会社側も「これだけケアしてるんですよ」という世間へのアピールもあるんだろうが、駒として動かされる家族が一番大変だ。

空港でテントを張って、感染容疑者は別のルートで誘導されるとか。
島国だから(当たり前だけど)外敵を水際で防止することにかなり神経を使っている。
病気でこれだけわいわい言うのだったら、アメリカ軍が日本に上陸したときは一体どうだったんだろう。。。。

昔、母が言っていた。
「戦争に負けた時は、『アメリカ軍が上陸して食われる』言うて言われたんよ」
パニックに陥ったのではなかろうか。その頃の恐怖に比べれば今の時代大丈夫。
暴動や火事の時の方がもっと恐かったもん。
ともかく、ここは平常通り、普通の毎日ですのでご心配なく