気ままな帽子

手作りの色々と日々の暮らし。ときどき帽子も作ります。

華道

2014-03-09 21:37:20 | 身の回り


若い頃、仕事をしていた会社の華道部に入っていた。
週一回のお稽古は、古流の、まるで枯れ枝のようなおじいさん先生だった。
先生が古流の流派にどのように関係していたのかはわからないが、
年月を経て、先生直筆のカンバン(免許皆伝?)を頂いた!

その後、先生は亡くなり、次は先生の一番弟子の方に教えてもらうことになったが、
新しい先生もしっかりおじさんで、大きな植木の畑を持っている・・・とか言う話。
その先生のお稽古では、先生自身が植木畑から切ってきたらしい
なんとも手に負えないほどの大枝を、
古流独特の、どんな枝でも、自力で枝を矯めて基本の型にするという、
とんでもない力仕事の生け花をした。
が、それはやはり大変で、長くは続かず、部活は自然消滅した?・・・ような記憶。。。

それでも、そんな経験をしているので、今でも家の中の花ぐらいはなんとかなるが、
今、長い時間がたって言えることは、
「(わたしにとって)カンバンはなんの役にも立たなかった!」



↑はその基本の型を示した、お手本????
昔もらったコピーが実家から出てきたのだった。。。。
このコピーが作られた時点で、元本はすごーく古い本だよね、
写真じゃなくて手書きだもん(いったいどれほど古いものなのか!)
もしかしたら、門外不出品???
・・・・もうすっかり、なんだったか忘れている。。。時効成立?