念願だったナードアロマテラピー協会の農場へ実習見学に行ってきました。
昨年、一昨年と行けるタイミングを逃し、今年は、早めに申し込んだつもりが、6月はすでに満員で・・・。
何とか7月10日の予約が取れたのでした。
本当は5月、6月のほうが、ラベンダーやカモミールなどのお花がきれいな時期でねらい目なんですけどね。
リセッツ・ゲストハウスのオープンは、ある日突然、話がまとまり、奇跡的に、というか勢いで暴走?したものですから、こんなことになるとは想定していなくて、今月はむしろお仕事OFFモードで、あれやこれやと予定を入れていたのでした

しかし心身共に気ぜわしい中にあってこそ、パッと日常を離れてみるのもいいものですね。
1日目は、小淵沢周辺に立ち寄り、八ケ岳の麓に泊まりました。
雨の雑木林、とっても気持ちよかったです。
傘もささずにゆっくりと歩きました。
日本海側の梅雨とは異質な、清々しい雨でした。
翌朝起きると、雲海の向こうに富士の頂が

実は私、山梨・静岡へは何度か足を運んでいるものの、富士山を拝めた機会は、限りなくゼロに近いという雨女なのでした。
それから甲斐市に移動し、ナードとケンソーの本部へお邪魔しました。
オフィスは、駅や高速の近くにあるのですが、農場は、人里離れた山の上にあります。
(そんなへんぴなところでなければならない理由がちゃんとあります。)
今までにハーブ園や植物園にはあちこち行ったことはありますが、私の予想をはるかに超えた、こちらはみたこともないワイルドな世界なのでした
そこで
ケンソー国産ハーブウォーターを作るために栽培されているハーブや木を実際にこの目で見てきました。

故郷オーストラリアを離れ、凍て付く山梨の冬に耐え、山梨仕様に耐性をつけたユーカリの木です。
初年度は、95%が凍死?したそうですが、生き残った強い子から挿し木したりしながら、今では農園のあちこちに、人の背丈をはるかに越えた立派なユーカリが育っていました。
植物の環境適応力ってすごいもんですね。
オーストラリアのユーカリよりパワフルなんじゃないかと思います。
というか、そうまでして、山梨でハーブウォーターを作りたいというオーナーの志に心打たれました。

エキナセアからもハーブウォーターがとれます。
ハーブティーは、風邪の特効薬にもなります。
花の芯の部分は、カメノコタワシのように固くてチクチクです。
農薬も肥料も使わず、自力で生きる花。人はそれを見守るだけ。
今まで、お客様に「ケンソーのハーブウォーターは、国産で無農薬だから安心ですよ」と伝えてきましたが、私はその本当の意味を知ることもなく、ただ受け売りで語っていたに過ぎないことに気づかされました。
きっとこれからも同じことを言い続けるわけですが、もっとリアリティのある言葉で伝えられそうです。
よくナードのお勉強は難しいとか、プラナロム/ケンソーの商品は高いとか言われていますが、リセッツはこれからも自信を持ってお客様にオススメさせていただきます
ふなかわ