このごろ、ひそかに好評なのがペパーミントの精油です。
ガムやキャンデイー、歯磨き粉など、ミントの香りはかなり私たちの日常に入り込んでいます。しかしながら、それらの製品に天然の精油が用いられているかというと、決してそうではないので、できれば一度、本物のペパーミントの香りを嗅いでいただけたらと願います
クラスやトリートメントの際に、声をかけていただければ、私が普段、持ち歩いてる精油の香りをお試しいただけますよ。
ペパーミントの精油には、神経やホルモンを刺激するような強い作用があるため、妊産婦さんや子供のトリートメントにはご法度です。
というわけで、リセッツではあまりお勧めしていませんでした。
しかしながら、ペパーミントの持つ素晴らしい効果の恩恵を受けられないのは残念なことです
トリートメントには使わないとしても、ディフューザーで芳香を楽しむとか、除菌消臭スプレーを作るなど多様な使い道があります。
使い方の一例
《消化器系に強い》
・吐き気や車酔いのとき、ティッシュに一滴たらして、匂いを吸い込む
・口臭が気になったり、二日酔い、ゲップ、むかつきのあるとき、うがい水に一滴まぜて、マウスウオッシュをする。
「つわり」のときでもこの程度の使用量ならかまいませんが、妊娠前から、自分はペパーミントの香りが好きかどうか確かめておくということがポイントです。
嫌いな香りでは逆効果ですし…。
《筋肉の疲れ、冷却作用》
・スポーツ後の筋肉ほぐしや筋肉痛緩和のマッサージにオススメです。
心身共にクールダウン(冷やす)させつつ、その反作用としてウォーミングするといったような不思議さがペパーミントにはあります。
ですから発熱した時に、熱を冷ましつつ、発汗させ、解熱→加温というルートをたどるのです。
(熱を下げるのには効果絶大ですが、残念ながら小さなお子様には使えないです。小学生ぐらいになればOKです。)
《その他》
他にも虫よけ効果、頭脳明晰化、頭痛の緩和などに用います。
ローズマリー同様、眠気覚ましにもいいかも。
あくまで私の主観的な意見ですが、ぼんやりと全体的に頭が痛い時は、ラベンダー系がいいのですが、一点が差し込むようにずきずき痛む時は、ペパーミントを選びます。歯痛などピンポイントの痛みにもグーです。
もちろん効果や香りの好みには個人差が大きいので、自分がこういう時、何がいいのかっていう自分なりのデータベースを築き上げることが大切かと思います。
そうしておくと、いざという時、「これがあれば大丈夫」という心理的な相乗効果も加わりますから
精油の専門書によると、「うつ病の緩和」にもいいのに「神経の興奮を鎮める」ともあり、冷却と加温の相反する作用は、メンタル面でもそのまんまなのだなあと思います。
男性にも好評な香りなので、ストレスの多いパパにもスプレーを持たせてあげたり、ハンカチに一滴たらしてあげたりするのがいいかも
一滴の精油がその場の「気」を変えます。
あなた自身や周りの人々を救うこともできるのです。
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(ふなかわ)