昨日、うえだは梅雨寒だと書いておりましたが、私のほうは、暑くて、というより「熱くて」クラクラしている今日この頃です。
天候としては湿気はあるもののそんなに暑くないことはわかりますが、どうしたものか熱くてたまらないのです。
気功に行けば、「気」が入り過ぎて二~三日くらくらしているし、酵素風呂に行けば、のぼせて頭ががんがん痛むのです。
そんなことをうえだと話していたら、「じゃあ気を誰かに出せはいいねか~」と言われ、出してみると、更に入ってくるようで、ますますオーバーヒートしてくるんですよ。
もちろん仕事をすると、「暑い」どころの騒ぎではなくなります。
先日もあるお客様に「マッサージのオイルは温めてあるんですね。」と言われましたが、No、No 全く常温のままで、ただ私の手が熱いだけなのです。
冬場だと、オイルも手も「湯せん」にかけてから始めますけどね。
んなわけで、昨日、気功教室で、「私はこの頃、気が入り過ぎてるみたいで、頭が痛いから抜いて欲しい。」と先生に訴えました。
すると「自分で入れたものは自分で抜くのがいい。」と冷たい答えが・・・・・・
それから先生および達人のおばちゃんから、あれやこれやと指南されてきました。
でもなんか納得できずにいた私。
そして今日の午後。
ひまし油の体験にお越し下さったお客様は、おそらくこれまでにリセッツにご来店された中でもかなり心身共にお疲れの方でした。
なんせ二階に上がるということも出来ない方でしたので。。。
一階のリビングに急遽、スペースを設けました。
(その間にお越し下さった他のお客様、本当にごめんなさいね)
その方は、ご自分の意思でお越しになられたわけではなく、ご家族とそのお友達に連れられて、どこで何をするのかもわからないまま来られたのです。
そんなこともあってか、身も心も頑なに全身が「悲しみと不安」で包まれていることが一目でわかるほどでした。
言葉もほとんどなく、ご家族の方が、これまでの経緯や現状を代弁されました。
リセッツは病院でもなければ治療院でもないので、「病」に対して直接アプローチすることは範疇ではないのですが、ただお客様がほっと寛げるひと時を提供できたり、自己回復力をちょこっとひっぱり出せるきっかけになれたらいいなぁといつも思います。
この方は、とにかく諸々の内に抱えたマイナー要素を「抜く」ことが健康への第一歩やと強く感じました。
これぞ『デトックス』に尽きますね
ひまし油も他のオイルも精油も、この方の悲しみを洗い流してくれるに違いないという祈りと確信を持って向き合わせていただきました。
それからうちに帰って、今日、出逢ったお客様たちとの会話や、もちろんこのひまし油体験に来られた方のことやあれこれ思い返しておりました。
そしてようやく腑に落ちました。
私もデトックスできていないのだということに
気功の先生が「自分で入れたものは自分で出せ」と言われたことの意味に。
「気」であれ「病気」であれ、余計な心配も苦労も、余計な食べ物も、必要以上の金銭や物質も「入れて」いるのは全て自分なのだし、誰かが出してくれたり取っていったりすることも出来ないのだと気づきました。
そもそも「気」なんて、生きている限り、人間でなくとも、草木も犬猫も命あるものは全て持っているものなんですね。
トレーニングすれば、更に強く取り込んだり出したり、或いは人に入れたりということが自在に出来るようになるというだけの話でして。
初心者マークの私としては、取り込むことに熱心なあまり、抜くことが全く欠落しておりました。
それゆえ、不自然なオーバーヒートを起こしていたんだと思います。
これはもうまさに今の自分の生き方そのものの表れでもあるんです。
常に、あれもしなきゃ、これもしなきゃと気が抜けない毎日。
人にデトックスを勧める以前の問題です
また今日もお客様から、大切なことを教えていただきました。素敵な出会いに感謝します。
頭を冷やして、風通しの良い心身を持ちたいと思います
By ふなかわ