妻は胃ろう  手抜かり 老老介護

2007年9月、56歳、アルツハイマー病と診断
2018年1月、胃瘻造設手術
2023年9月、体調悪化

福祉車両断念

2017-05-27 22:22:26 | 日記

   一時期、本命だった福祉車両だが、

   断念した。


   N・BOX+ に家まで来てもらい

   実際スロープをセットし

   車椅子を出し入れしてみた結果もふまえて、

   総合的に判断して決めた。


    ・軽では東京の娘家族を乗せると定員オーバーになる

    ・妻を車で連れ出す俺の体力があとどれくらい続くか自信が無い

    ・俺の最後となる車、少しは楽しみたい


   FITの助手席回転タイプも考えたが

   これは単に回転するだけで

   車外へ伸びるものではなかったので、

   妻が乗るには難しかった。


   FITの1300㏄に決めた。

   N・BOX+や回転タイプよりも安かった。

   福祉車両は受注生産になるので

   値引きは期待できないと言われた。 確かに。  


   福祉車両を選ばなかったことは、

   どこか、妻を裏切ったという思いが残る。 

   
   あと10年乗る。

   77歳で免許証返上。

   

   ☆ 昨日、何日目かの下剤が効いて

     排便があったので、

     今日はただの入浴。


     暖かくはなったが脱衣所には

     ストーブを点ける。


     バスリフトが脱輪し

     上昇の途中で止まってしまった。


     浮力のある状態でリフトを

     揺らしたため

     ガイド板からローラーが

     はずれたためだ。


     湯船の途中から妻を立たせ

     浴槽の縁に座らせて右手で支え、

     左手で脱輪を直す。

    
     短い手足をいっぱい伸ばし

     妻を落とさないようバランスをとりながらの

     手探り作業は

     なかなかスリリング。
     

     上がってから立たせたまま

     バスタオルを巻く。

    
     妻を支えながら

     片手で大きなバスタオルを

     巻き付ける作業も

     なかなかスリリング。
     

     果たしてあと何年出来るだろうか。


     

     
       

   


   

   
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