今日の女王サマ

映画、本、音楽、お出かけ、思ったことなどズラズラ書き連ねています。

お題「今日はドコ寄る?寄り道、道草、遠回り」

2009年05月31日 | twitter連携企画
車で通勤するようになってから、というよりも実家で暮らすようになってから、寄り道というものをしたことがありません。

会社→(車)→自宅・・・この間には寄り道するような場所がないんです。せいぜいセブンイレブンかミニストップぐらい。(先日ミニストップに寄り道してハロハロラムネを買いました)

都内で暮らしていた頃は、会社の帰りに映画を観たり、友だちとインド料理やイタリアンの店に行ったり、書店だけ何軒も回ったりと好きなことを何時間でもできたけど、今はだめ。

理由は母。

19時にはご飯を食べ始めて欲しい。
20時半までにはお風呂に入って欲しい。・・・みたいなんです。

毎日のリズムを変えたくないらしい。

お風呂のあとは必ず洗濯機を回すのが習慣。洗濯なんてタイマー使って朝起きたときに終わっているようにすればいいじゃんって思うけど、イヤなんですと。

そういうふうに母の時間のなかで生活している私には寄り道する余裕はありません。あ~窮屈。

お題「定額給付金、何に使いますか?」

2009年05月22日 | twitter連携企画
「定額給付金、何に使いますか?」

てか、もう振り込まれました?

なんだかんだとグダグダな定額給付金ですが、もらうにも通帳のコピーだのなんだのって送らなくちゃいけなかったし、手間隙ハンパじゃないです。

弟のところ(神奈川県伊勢原市)はもうもらったそうです。
千葉県内でも千葉市に住む同僚は振り込まれたと聞きました。千葉市よりは人口が少ないと思われる我が香取市はまだなんですよ~。何してるんですかね~。

もらったら映画のチケット買います。
1300円で何を観てもいいチケットがあるんです。これを5枚ぐらい買いたい。
有効期限3カ月だから5枚ぐらいでちょうどいい。

残りもやっぱり映画代になっちゃうかな。
12000円なんてこんな感じで使っちゃってアッと言う間になくなってしまいそうです。

運転に専念しましょうよ

2009年05月20日 | 車と私
2車線の右側を走っていると、左からグーッと寄ってくる車にドッキリ。
こっちの車線に入りたいのかと様子を見ていると、ハンドルの上に漫画週刊誌を置いて読みながらの運転。

ある日の帰り道。前の車が中央車線に寄ったり左の端に寄ったり、妙にフラフラ運転している。信号待ちで止まった前の車で光ったのは携帯電話の液晶画面。

漫画週刊誌を読んだり、携帯電話やテレビを見ながらの運転は結構見かけます。

お願い!

運転しているときは運転に専念しましょうよ。

専念していたってヒヤリとするときがあるっていうのに。

偉大なパパを持つ息子の葛藤=『ブッシュ』

2009年05月16日 | 映画&本&音楽&TV
「いつかはボクもパパに認められたい」そんな気持ちで大統領になったかどうかはわかりませんが、ボンクラ息子であったことはこの映画を観てよくわかりました(笑)。



ブッシュを演じたジョシュ・ブローリンは『ノーカントリー』という映画で、悪党の金を持ち逃げし、殺し屋から執拗に追われる普通の男も演じています。

出てくる回数は殺し屋と同じぐらい多いのに、あっさり(観客の観ていないところで)殺されちゃってアレ?って感じ。

さて、このジョシュ・ブローリン、写真を見てもおわかりのようにブッシュとは似ても似つきません。
が、だんだんジョージ・ブッシュに見えてくるから不思議。

ジョージはブッシュ家の長男として生まれ、パパと同じエール大学に特権(レガシー・ティップといって身内が卒業生だった場合、成績が悪くても入学できる)で入り、卒業。

ベトナムの徴兵逃れも、ハーバード・ビジネススクールのレガシー・ティップもパパのお陰。何をやってもうまくいかず長続きしないが、なぜか政治家としてはほとんど挫折知らず。

テキサス州知事→州知事再選→大統領となるわけです。それも二期。

同様に二期務めたクリントンと比較すると、追われるように辞めたブッシュですが、なんとなく憎めないキャラに思えるのは私があの国と関係ない日本人だからでしょう。
ジョージ・W・ブッシュはこの『ブッシュ』という映画を、プレッツェルを食べながら笑って観ているんじゃないかなぁ。

ちなみにジョシュ・ブローリンもジェームズ・ブローリンという俳優の息子であります。

最後に、ブッシュにはいろいろ面白い発言があります。ホワイトハウスはどんなところ?と聞かれて「白いよ」と答えたというのは有名ですが、その他にもまだまだたくさん。

【ブッシュ妄言録】
◆私にとって最も大切な仕事。それは知事になることでもファーストレディになることでもありません。
(「大統領になるのが目標」と言おうとして。ファーストレディにはいくらなんでもなれません)

◆フセインが武装解除しないのなら、我々のほうが武装解除するまでだ
(「させるまでだ」を言い間違えて。)

◆私の弟のジェブは、偉大なるテキサス州知事です!
(テキサス州知事はブッシュ本人。弟はフロリダ州知事)

◆アメリカの輸入は100%、外国からなのです!
(輸入は外国から。コレあたりまえ)

◆サイズは10だった
(記者会見でイラク人記者から投げつけられた靴に関して)

パパ・ブッシュにもあります。
◆1988年、ヨルダンの陸軍参謀長官に「死海って、どれぐらい死んでるんだい?将軍」と質問。この質問自体笑えますが、答えも「かなり死んでますね、大統領」

極めつけ。
◆「7年半、レーガン大統領のもとで仕事をしてきた。二人で素晴らしい成果をあげてきたし、同時に間違いも犯した。幾度となくセックス・・・いや、セットバック(方針転換)もした」

さて、ジョージ・W・ブッシュはパパブッシュを超えることができたんでしょうかね~。

ある巡査部長の定年退職

2009年05月14日 | Weblog
5月11日月曜日のテレビ朝日『報道発ドキュメンタリ宣言』は、警察裏金を内部告発した仙波敏郎さんの定年までの4年半を追った番組でした。

もう退職した人でも内部告発をするのは勇気がいるものですが、仙波さんは現職でこれをやった。
この番組を見るまでは知らなかったことですが、裏金作りに抵抗したのは内部告発をした2005年が最初ではなかったんです。

警察学校を主席で卒業後、1973年に同期最短で巡査部長に昇任。しかし試験から1カ月後に赴任した三島警察署で裏金作りのためのニセ領収書作成を拒否して署長と対立。このあとの昇任試験は「受けても合格しないよ」と言われ、愛媛県内の警察署を2年~3年ごとにまわされ続けます。

つまり内部告発こそしませんでしたが、警察 対 仙波敏郎の闘いは35年以上も続いていたんですね。

もちろん支援者もたくさんいますが、そのほとんどは警察関係者ではありません。
署内で仙波さんと言葉を交わした者は報告書を提出しなければならないため、職場ではまったく孤立していました。

内部告発後は拳銃を取り上げられ(自殺防止という名目だった)、たった一人の部署に追いやられたり(明らかな報復人事)、長くて苦しい生活だったことでしょう。

テレビを見ていると、仙波さんという人は実によく泣くのである。人柄がやさしくて涙もろいということもあるのかもしれませんが、やはり苦しかったんじゃないかな。

だって悔しいですよね。
正しいことをしたのに、正しくあろうとしているのに、一番惨めな場所に追いやられているわけですから。
仙波さんが言うにはニセ領収書は「踏み絵」だと。
私だったらすぐ転びますよ。自分の弱さは自分が一番知っています。みんなやってることじゃないかと、自分をごまかしてしまうでしょう。

定年退職の日、3月31日にこういう質問がありました。
「生まれ変わってもまた警察官やりますか?」

仙波さんはこう答えました。
「はい、またやります。42年間やりますよ。警察官好きですから」

仙波さんに支払われた退職金は最低額だったそうである。

停留者のホテル

2009年05月11日 | Weblog
会社からの帰り、東横インの前を通ったら報道関係者と思しき人たちが20人ほどかたまっていました。

最初は芸能人でも来ているのかと思ったけど、東横インに?と思い直し、パトカーも停車していたことから、インフルエンザの停留者がここにいるんだなとわかりました。

厚生労働省は331室を一括で借りたらしいです。

私の勤める会社も、受付に限りマスク着用が義務付けされました。
お客さんの中には申請書類を持ってくる際、マスク+使い捨ての手袋をしている人もいるとか。
外資系の運輸会社でしたが「そこまでする?」と思うより、これぐらい気を使ったほうがいいんでしょうかね。

ホテルでの停留は17日までの予定とか。
退屈だろうな、健康な人には。

この映画の前に言葉はない『スラムドッグ$ミリオネア』

2009年05月09日 | 映画&本&音楽&TV

んもう~、とっても重い映画です。

主人公ジャマールは携帯電話会社のお茶汲み。ひょんなことから「ミリオネア」に出演することになったのですが一攫千金が目的ではない。それは最初のうちわかりません。観ていくうちに「どーも、お金にあまりこだわってないようだ」と。じゃ何のため?それを観て下さい。

イスラム教迫害で母を撲殺され、兄弟二人で生きていかなければならなくなった幼少時代。それはもう口では言い表せないぐらい悲惨なものですが、その生活のひとつひとつがすべて血となり肉となりジャマールを成長させていきます。


「ミリオネア」でどんどん正解を出していくジャマールは不正をしていると疑われ警察で拷問にかけられます。しかし刑事はジャマールが不正をしているのではないと徐々にわかってくれる。

クイズの問題が出されるたびにジャマールの中に蘇ってくる様々な出来事、思い出。それが全ての回答なのです。

その思い出の中に一人の忘れられない少女ラティカの面影もありました。
ラティカも「ミリオネア」を観ているはず。

そしてジャマールの人生を象徴するかのような最終問題。彼は正解を出すことができるか、そしてラティカは?


これほどハッピーエンドを願った映画はありません。
そして映画を観たあと、こんなにスカッとしたのも久しぶり。

映画が終わってもすぐに立たないで!インド風の集団ダンスで思わず笑顔になれますよ。

どんな思考回路?悪いのはメーカーか?ユーザーか?

2009年05月08日 | Weblog
日本製「性暴力ゲーム」欧米で販売中止、人権団体が抗議活動

考えたヤツも遊ぶヤツも鬼畜だね。

販売中止は当然の結果。

数日で記事が更新されてリンクをたどれなくなるだろうから、下に残しておきます。
まったくムカムカする!




日本製「性暴力ゲーム」欧米で販売中止、人権団体が抗議活動
5月8日3時2分配信 読売新聞

 少女を含む女性3人をレイプして妊娠や中絶をさせるという内容の日本製のパソコンゲームソフトに海外で批判が高まっている。

 日本での販売中止を求める抗議活動を国際人権団体が始めた。このゲームは2月に英国の国会で問題になり、ビデオ・書籍のネット販売大手「アマゾン」が扱いを中止した。しかし、児童ポルノなどの規制が緩い日本では今でも流通している。

 このゲームは、未成年と見られる女子2人とその母親を電車内で痴漢した後にレイプし妊娠や中絶をさせるまでを、コンピューターグラフィックスを使った画像で疑似体験するという内容。横浜市のゲームソフトメーカーが2006年に売り出した。

 今年に入り海外の人権団体で問題視されるようになり、英国ではこのゲームをアマゾンで入手できることに驚いた国会議員らが同国内での流通に反対する動議を提出した。こうした動きが英国などのメディアで報じられ、英国アマゾンは2月にこのゲームの取り扱いを中止。米国のアマゾン本社も取り扱いの中止を公表した。

 しかし、日本では児童ポルノなどの法規制が緩く、日本の「アマゾン・ジャパン」は最近、このゲームの販売を中止したが、ほかの通信販売では今も入手できる。

 抗議活動を始めた国際人権団体「イクオリティ・ナウ」(本部・ニューヨーク)は「女性や少女への暴力をテーマにした産業が日本で高収益を上げ、『ロリコン』と呼ばれる少女の児童ポルノ市場も巨大化している」との声明を発表。「日本政府はなぜレイプを奨励するかのようなゲームの流通を止めないのか」と政府の対応にも批判を向ける。

 同団体は6日、このゲームを含むレイプ、監禁などの性暴力ゲームの制作会社や販売会社、麻生首相ら日本政府の要人らに抗議文を出すように、160か国の会員3万人に呼びかけ始めた。国内の人権団体の関係者なども、こうした活動を機に、販売会社などへ働きかけを行っている。

 このゲームのメーカーは、「この商品は業界で作る自主審査機関を通っており、国内向けに販売しているもの。海外の団体からの抗議は承知しておらず、コメントのしようがない」と話す。販売本数は明らかにしていない。

ハマった!『ハゲタカ』の大森南朋

2009年05月05日 | 映画&本&音楽&TV
NHKの土曜ドラマだった『ハゲタカ』が再放送されてます。
最初の放送時、リアルタイムでドラマを観ていたわけではありませんが、時々流れるスポットCMを観て、外資系ファンドマネージャーを演じた大森南朋(おおもり・なお)はこの役にピッタリと思っていました。
 

このたび再放送のドラマを観てますますその感を強くしたわけですが、これが映画化されたと、しかもテレビと同じ俳優さんたちが演じるということで俄然興味が湧いてきました。

大森南朋はCMで以前から顔だけは知っていましたが(ユニクロや缶コーヒー、最近ではUR賃貸)、映画では『それでもボクはやってない』でイヤーな刑事役をやっていたのが印象に残っています。

お父さんは舞踏家の麿 赤兒(まろ あかじ)さん。


お父さんの強烈な個性には及びませんが、『ハゲタカ』は大森さんにとって俳優としてのゆるぎない地位を確保した作品といえます。知名度はグッと上がったし、さらに映画がヒットすれば大ブレイクも夢ではないと思います。

しかし最近のNHKは『クライマーズ・ハイ』『ハゲタカ』と本気のドラマ作りをしていますね。
NHKオリジナルではないけどBSで放送された英国BBC制作の『ステート・オブ・プレイ』も『消されたヘッドライン』というタイトルで映画化されたようです。
目の付け所もいい・・・ということか。