
2011年インドネシア国体予選大会決勝戦
東ジャワ州代表チームとしては東ジャワ州の野球が発祥してからこの方初の決勝戦進出
東ジャワ州 012 020 000 5
ジャカルタ特別州 030 002 22× 9

ガチンコ・・大激突!
インドネシア代表ナショナルチームの選手9人でレギュラーを固めるジャカルタ特別州代表を相手に、東ジャワ州代表は痛恨の失策から終盤に追い越され準優勝の結果となりました。
先制して、逆転されて、追いついて、突き放して、同点にされて、抜きこされて・・・
7回裏の守備から急激にエースのアンハールの球威が落ち(スタミナ不足です””)
それでもラッキーにツーアウトまで取れたのですが、その後はギャンブル性に掛けるしか策がありませんでした。結局、鎮痛剤で痔を抑えながら3連投した投手を投入。6回裏に同点に追いつかれ、7回にはツーランスクイズを見破って、捕手にセカンドランナーを殺す様に指示を出したのですが、捕手が舞い上がって1塁へ送球してしまい2点を献上。8回はレフトがライナーの打球をダイビングキャッチを試みたが捕れずに外野フェンスまでボールが転々と・・その間に更に2点を献上””
東ジャワ州代表は、7回、8回、9回と常にランナーが2人以上塁に居る状況を作るのですがもう1本が出ない・・・ライナー性の良い当たりが正面を付く・・・で、ゲームセット”
この試合の「運命の1球」は、ツーランスクイズを防げなかったあの打球処理です。
ここを防げるかどうかが勝敗を分けたと言うことです。この失策が、その後の代打、
ピンチランナー、コーチャーとの疎通など”ことごとくタイミングが”1テンポ”ずれだしたのです。



決勝戦での惜敗は「大舞台での試合経験の差」「試合に際するメンタル的な部分での差」だと痛感します。しかしながら、今回の東ジャワ州代表の準優勝の意義は、各地方州、また、インドネシアアマチュア野球連盟への影響力は非常に大きく、来年の本大会へ向けて、そして今後のインドネシア野球の向上にとっての、第1歩を示したと確信しております。

ー東ジャワ州の球史に新たな1ページを作った戦士達ー
近々、今大会を振り返った総評、及び、本大会(決勝大会)への展望、そして、インドネシア代表ナショナルチームの戦主力についての辛口(?)コメントをしたいと思いますので、宜しくです。