ねじを巻き過ぎたぼく、
歯車がうまく回らない
一日の終りに、空はとても広すぎて
昨日の服はもう着られない
昨日の夢は指先から落っこちた
屋根の上で溜息
部屋の中で溜息
空っぽのポケットに何か探し物
戸口で誰かが小声で話してる
みんながぼくの足音に耳を澄ませて
ぼくの痛みはあなたの知らないところ
遠ざかるひとたちは 物陰で薄笑い
屋根の上で、部屋の中で、溜息
偽りと見せかけの夜は終わらない
斜めに踏み出したぼくの足は
いったい何処へ向かうのだろう
それは、ぼくの足の
つま先の端の小指より他に
知る者は無い
なんなりと、なんなりとぼくを食べてください
小指の爪は
赤い 味
歯車がうまく回らない
一日の終りに、空はとても広すぎて
昨日の服はもう着られない
昨日の夢は指先から落っこちた
屋根の上で溜息
部屋の中で溜息
空っぽのポケットに何か探し物
戸口で誰かが小声で話してる
みんながぼくの足音に耳を澄ませて
ぼくの痛みはあなたの知らないところ
遠ざかるひとたちは 物陰で薄笑い
屋根の上で、部屋の中で、溜息
偽りと見せかけの夜は終わらない
斜めに踏み出したぼくの足は
いったい何処へ向かうのだろう
それは、ぼくの足の
つま先の端の小指より他に
知る者は無い
なんなりと、なんなりとぼくを食べてください
小指の爪は
赤い 味
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