らむ茶の独り言

ロックとノンアルコールビールと田舎暮らしを愛するガーディニング野郎の勝手な独り言。

11人のドアホウに乾杯!

2010年10月04日 21時58分15秒 | 国際・政治
オレの予想が的中した。小沢一郎は強制起訴が決定したのだ。まさかと思っていたが実際にこのニュースを知った時が怒りで震えた。自分に直接関係の無い事でここまで激昂するのは滅多に無い事だ。怒りの矛先は当然、検察審査会の11人の大バカヤロウどもだ。日本の将来を左右するかも知れない大事をド素人に決められて冷静でいられるか。それに匿名だと?ふざけるんじゃない。国民の前に顔と名前を出してちゃんと説明しろ。それが出来ないならこんな制度はすぐに廃止しろ。

NHKのニュースを見て再び怒りがこみ上げる。検察審査会の11人のメンバーの内訳を知ったからだ。平均年齢30歳だと!オイオイ、ガキじゃないか。社会の事がまだなんにも知らないガキだよ,30歳なんて。女性6人の男性5人。この選び方がもう作為的だ。加えて平均30歳と聞いた時には血が逆流しそうになった。そんな連中に決めさせてたのか?平均30歳という事は40代50代いないという事だろ。1人40代がいたら20代の前半がいないと平均30歳にならないからね。30歳なんて子供だろうが。政治家だって30歳と言ったら相当に若い。そういう人に国家の重要議案を決定させるか?30歳の裁判官はいるのか?会社で30歳と言ったら、、、まあいい。要するに利用してるだけだからね。制度をその11人のアホウの意志のはずが無いだろうが。バカバカしい。

小沢一郎の今回の一連の報道についてまともな国民感情があればおかしいと思うのがフツウじゃないかと思うんだが国民の7割だか8割はそうじゃない。まさかそんな事があるか、と思っていた。国民はそんなにバカじゃない、と思ってたオレがバカだった。国民はみんなが思うよりもはるかにバカなのだ。テレビと新聞の話は全部真に受ける。テレビで流すCMはみんな真に受ける。だから騙される。テレビがデタラメばっかり流してる、という当たり前の事が8割の国民は知らないのだ。

ウチの親戚は全員小沢一郎は悪党だと信じきっていた。東京の親戚までもがそうだったのは驚きだ。ちゃんと新聞をとってテレビを観てるほとんどの国民はそうなのだろうか。だとしたら恐ろしい話だ。日本という国は実はとんでもない劣化した状態なんじゃないかと思えてならない。日本の教育水準は高いからナントカ、ってバブルの頃までは言ってなかったか?しかしバブルが弾けて20年。国民はここまで劣化したかと背筋が寒くなる思いだ。今の若い連中は間違いなく大バカだという事が今回よく判った。驚いたよ。そして確信した。日本はもうかつての輝きを取り戻す事は出来ない。栄光の80年代はもう来ない。日本は衰退していくしかないないようだ。

昨今の政治家の劣化を見てもそれは良く分かる。小沢一郎は最後の本物の政治家だったのだ。だがこれで本物は日本から消える。残された世間知らずの政治家に何が出来るのだ。今回の中国の件を見てもそう。外交と呼べるスキルはもう日本には無いのだ。元外交官がそれを指摘してる。同様に司法も無い。今回の検察審査会のメチャクチャな決定が見事に表わしてる。プロ中のプロが調べても何もなかった事をド素人がひっくり返して誰も責任も取らない。だったら裁判官も検察も要らないだろう。ド素人の判断が最優先される国ってあるか?それこそ世界に対して恥ずかしいと思わないのか。

無知は本来恥ずべきものだったはず。ところが知らない事が何か問題か?と開き直る。今回の検察審査会のメンバーもどういう連中か知らないが、フツウにネットとかをやっていたら一連の小沢疑惑はおかしいと思うはずだが、あろう事かゼネコンから金もらって4億円用意したんじゃないかと勘ぐる有様だ。持ってるお金を使わないでどうして銀行からお金を借りたんだ?ってそれは悪い意味の庶民感覚満載だ。笑っちゃうほど無知なんだよ。会社経営とかすればどうして手持ちのお金を使わずに銀行から借りるかが判る話だが、30才ぐらいの庶民には理解出来なかったらしい。それはオマエらが理解出来ないだけで商売上は常識なんだよ。いかに無知な世間知らずの連中が、無責任なしかし日本を傾かせるには充分な判断をしたかの自覚が少しでもあるのだろうか。

世の中を多少でも知っていれば、今ここで小沢一郎を無理に起訴する事に何のメリットも無い事位判るだろう。喜ぶのはマスゴミとアメリカのネオコンか?拝金外道市場原理主義者と言った方がわかりやすか。これで政局は再び流動的になる。小沢一郎が民主党を去っても問題は解決しない。小沢抜きの民主党はもう政権与党としての能力が無い事は鳩山管内閣が実証済みだ。反小沢はここぞとばかりに小沢一郎の排除を目指すだろうが、それは民主党の終わりでもある。民主党に統治能力が無い事はマスコミもアメリカも中国もお見通しだ。

結局最後は小沢で終わるという事か。小沢に始まり小沢に終わる。壊し屋は最後に日本の政界そのものを壊してしまうのかも知れない。小沢一郎という政治家以外は反小沢の価値観しか無い烏合の衆だ。政治家と呼ぶにはあまりに世間知らずな官僚崩れの民主党にはもはや何も期待は出来ない。唯一小沢一郎なら、という期待もこれでほぼ絶望的になってしまった。政界再編がまた始まるのかも知れないが、いずれにしろ小沢一郎に匹敵する実力者がいない状況ではどこが政権を担当しても結局同じだ。誰も責任を取らない検察審査会や管政権の様に無責任で無自覚な政治が続くだけだ。今必要なのは強力なリーダーじゃなかったんだな。誰も責任のとらない無責任なのが良いとは日本人はもう終わりだ。

今日は本当に失望した。最初はアタマに来たが時間が経つに連れて虚しさに変わり今は無関心になってしまった。かくも日本は情けない国かと脱力感しか感じられない。しかし、これであきらめがついたのも確か。人は期待してるうちはアレコレ思い悩むが、諦めがつくとジタバタしなくなる。今の日本に何かを期待するのは無理だという事が今日よく判った。これからの若い世代には本当に可哀想でならない。君たちに今の社会は何も希望を与えてやれないのだ。己の自己保身だけしか無い国民感情に乾杯。しかし、それを選択したのは30歳の大バカ11人だ。

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