振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

お茶の刈り取りが始まっていた茶源郷和束

2019-05-04 12:14:50 | 日記
和束町にある茶畑を見に行ったのが先週で、9日後になる5月2日に再び和束までスクーターを走らせた。GW前半のこの数日間は雨がぱらつく生憎の天気だったが、ようやく五月晴れと言えるような晴天になった。



石寺から茶畑を眺めると、空の青さと茶畑の緑が大変綺麗だ。

茶畑を観察すると遮光ネットの寒冷紗が棚掛けされた畑は先週に見たままだが、直掛け作業がされていた畑は既に遮光ネットが外され、茶葉の刈り取りが始められている。恐らく遮光ネットで1週間ぐらい覆っていたのだろう。

自宅の近くの茶畑もそうだが、棚掛けしている茶畑の遮光期間は長くて玉露などにしているのかも知れない。





カッターの小型エンジンの音が響いていて、二人で横に移動しながら刈り取り機を操作しているのが見える。刈った新芽は大きな袋の中に入っているようだ。

ネット掛け、ネット撤去、刈り取りの作業を畑毎に遮光期間を設定しながら順番にやっている様子だ。天気の加減もあるだろうし、段取りを組むのも簡単だとは思えない。


刈り取りの様子やどんな機械なのか見てみたいと思っていたら、すぐそばの高台の茶畑で刈り取り作業が始まった。ラッキーだ。



これが刈り取り機でバリカンとも呼ぶらしい。2サイクルガソリンエンジンでバリカンのような歯を動かしながら送風機で刈った茶葉を袋に吹き込んでいるようだ。太いパイプは送風ダクトのようだ。





ご夫婦だろうか、狭い茶畑だったので畝が数メートルと短くてバリカンを何度も持ち替えながらの作業は二人の呼吸が合わないと難しそうだ。


一番茶の刈り取りが終わっても二番茶、三番茶の遮光や刈り取りの作業が繰り返されるはずなので時々は和束まで見に来て見よう。茶の栽培は思った以上に大変そうだ。見ているだけには景色や空気も良くて、大変ありがたいんだが。