振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

愛車スティードが故障、セルモーターが回らない

2019-05-19 05:15:52 | 日記
GWの最中、天気も良いので久し振りにバイクで走って見ようかと思った。ここのところスクーターにはよく乗っているが、スティードには1月以来だ。自宅の駐輪スペースが狭いためスティードを路上に出すには車を移動させたりとか結構面倒くさい

しばらくエンジンも回していなかったので、先ずはガレージに置いたままエンジンをかけてみた。セルを3回ほど回したがエンジンはかからず、バッテリーも弱っていたようでセルも回らなくなった。少し時間をおいてから再度トライしてもセルが回らない。

仕方ないのでバッテリーを外して充電することにした。バッテリーは交換してから4年近くはなるのでソロソロ交換の時期かも知れない。

翌日、充電したバッテリーを装着してセルボタンをおすが、カチッカチッと音がするだけで、何度やってもセルモーターが回らない。ウーン、困った。

バッテリーの寿命が尽きかけて電圧が不足しているか?バッテリーを脱着した際にどこかの配線のカプラーがゆるんだ?昨日は回ったのにセルモーターが突然故障?


いろいろと考えてはみたが、ネット検索で思いつくキーワードを入力して類似の事例を読み漁った。そうするとスターターリレーと言う部品が故障した可能性もあることがわかった。


そこで先ず最初に車のバッテリーからブースターコードでスティードのバッテリーに繋ぎ、セルボタンを押してみた。セルモーターは回らず、カチッカチッと音がするだけで、バッテリーの問題ではないことはわかった。

次に今まではその存在すら知らなかったスターターリレーを探した。バッテリーのすぐ上にあり、バッテリーのプラス極からの端子とセルモーターに繋がる端子があり、その両端子の間をブースターコードで直結してみた。





コードが触れただけでバチッと派手に火花が飛び、あわてて離してしまったが、セルモーターが反応したような音がした。今度は火花が怖いので軍手をはめて再チャレンジするとセルモーターが回った。イグニッションキーはOFF にしていたのでエンジンはもちろんかからない。

これで原因はスターターリレーの故障だとわかり、交換すべく早速アマゾンで探した。よく似た形状の汎用部品で¥2300のヤツをポチッ。



右側が故障したヤツで左側が新品。ゴム製のホルダーごと交換するようだ。

早速に装着してセルボタンを押すとセルモーターが回り、エンジンもかかった。めでたしメデタシ!

ネットで調べていて色々なことを初めて知った。セルボタンでバッテリーとセルモーターを接続させるのかと思っていたが、セルボタンはスターターリレーを作動させるスイッチで、セルモーターを作動させるスイッチはリレーの中にあり、二段階になっていた。

セルモーターは大きな電力を使うので、なるべく配線を短くしてロスを少なくするためらしい。セルボタンのあるハンドルまわりに太い配線を避けることも出来る。

自分でやってみると勉強になる。