振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

山中湖まで行ったのに富士山を拝めず

2019-05-22 18:58:39 | 旅行
マレーシアでロングステイされているY氏夫妻と初めて会ったのはチェンマイの日本食の店で、7年前のことだ。その後マレーシアのお宅にお邪魔したり、当方の自宅に寄ってもらったりとお付き合いをしていたが、ここ数年は双方の都合が合わずその機会がなかった。

今回は山中湖にあるマンションに一時帰国された機会に会いましょうということになり、日程を調整した上で山中湖まで車ででかけた。名神高速、新名神、伊勢湾岸、新東名と高速道路を乗り継いで静岡を過ぎたあたりから富士山が見えないか期待したけれども雲がかかって見えない。

御殿場で高速道を下りて山中湖へ向かうが、ここでも雲があって富士山が見えない。上空は青空が出ているところもあるのに残念だ。

湖畔にあるレストランでY氏夫妻に合流して、昼食にホウトウを食べた。土曜日のためか客が多く、席につくまでかなり待たされたが、その間も積もる話があって苦にはならない。



初めて食べるホウトウだが、結構ボリウムがある。これは戦国武田軍団の野戦食だったとY氏から説明があった。


7年前に初めてY氏に会った時、当方は会社を定年退職した直後で、チェンマイでロングステイをする希望を持っていた。Y氏はたまたまマレーシアからチェンマイに遊びに来られたタイミングで、ロングステイのノウハウみたいなことを色々と教えて頂いた。

当方は息子が結婚して孫ができたりで、結局ロングステイの夢は実現せずに毎年1~2回ショートステイをするだけになってしまったが、その中でもY氏のアドバイスは生かされている。現地で同じ日本人の滞在者と食事をする時はワリカンにする。具体的な年金や貯金の話はしない。現役時代の会社の話はなるべくしない。


昼食の後、当方の希望で忍野八海に連れて行ってもらい、その後でマンションを訪問してお茶をいただいた。

忍野八海を紹介する写真にはは富士山とセットになったものが多いが、富士山はまったく顔を出してくれなかった。マンションのテラスからも普段なら富士山が望めるとのことだったがやはり見えず。

Y氏夫妻とはマンションでお別れをして、当方は近くのホテルに投宿。翌朝、レストランで食事中、富士山頂上の冠雪した部分が数分間だけ見えたが、結局今回の旅で富士山の全貌は拝めず仕舞いになった。まことに残念。



画像は気の毒に思ったY氏がLINEで送ってくれたものだ。