振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

孫を連れて大井川鉄道に

2017-04-05 09:00:56 | 日記
保育所が1週間の休みとなったので我が家に預かった5才の孫とそのパパ、家内と4人で静岡県の大井川鉄道まで出掛けました。

パパである私の息子も同じ年頃の時期に私の郷里を走るSLやまぐち号に乗せたことがありますがプラレールで育った世代です。孫もその血を引いたのか大のプラレール好きで今度の旅行を喜んでいました。

ところが出発の前日になって孫が「SLは見るだけでいい。乗りたくない。」と言いだしたのはビックリでしたが何か不安があったのでしょう。SLは既に大宮や京都の鉄道博物館で見ているので未体験ではないのですが。


当日は車で朝7時に出発、10時20分頃に大井川鉄道の新金谷駅に到着。先ずは10時38分発の家山行きのSLを見学しました。

春休みですから親子連れの乗客がいますがクラブツーリズムのツアー客、もちろん中高年の方々が目立ちました。ツアーバスは家山駅まで先回りしているようです。

私たちはここではSLに乗らず車で千頭駅まで移動してそこから井川線の12:28発のアプト電車に乗ることにしました。6両編成の小型の車両がゆっくりと大井川沿いに登って行きます。例年ですと桜の開花が始まっている頃ですが今年は1週間程度遅れているようです。

途中の駅からはまたまたクラブツーリズムのご一行様が乗ってこられました。

途中のアプトいちしろ駅でアプト式電気機関車が後部に連結されました。この駅から次の長島ダム駅までが急勾配のアプト区間になっていて、更にゆっくりゆっくりと電車は登って行きます。

長島ダム駅でアプト機関車は切り離されますが、私たちもここで千頭駅に戻る電車に乗り換えました。この電車にも別のクラブツーリズムご一行様が乗車されていましたが途中の駅で下車されて待機中のバスに向かわれました。


孫も新金谷駅でSLを見学してからは「やっぱりSLに乗る」と言いだしたので千頭駅からは孫とパパをSL列車に乗せて、私と家内は車で新金谷駅に向かいました。なるべく大井川鉄道に並走する道路を選んで走り、撮影に良い場所があれば動画撮影するつもりです。

鉄道と道路が並走する区間が数か所あり、実際に撮影もしましたがガードレールが邪魔したり、線路と道路の高さが違い過ぎたりと上手く撮れていません。予め下見しておくことが大事です。

これは新金谷駅到着の直前の踏切で車内から撮影。タイミングにも左右されますが千頭駅からの所要時間はSLも車も大差ないことがわかりました。