振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

京都の疏水沿いの桜

2017-04-09 10:17:23 | 日記
京都洛北に住む友人宅に家内とお呼ばれしたのですが、桜を見に行こうと言うことで先ずは車で北白川別当町あたりの疏水沿いに。

昭和初期に米国人ヴォーリズの設計によって建てられた駒井家の洋風住宅です。学生時代にはこの近くで10分くらい西に歩いた場所に1年間住んでいましたが当時はこのあたりには殆ど来ていませんでした。疏水がある閑静な高級住宅地であることは知っていましたが縁が無かったのですね。

この後、哲学の道へ移動しましたがここは外国人の観光客の方がが多いですね。

哲学の道も疏水沿いの桜の名所です。

間もなく雨が降り始めたので友人がとっておきの場所ということで車で移動して松ヶ崎浄水場そばの疏水沿いに植物園方向に車を走らせました。

雨のため画像は撮りませんでしたがここも桜の木がたくさんです。静かで落ち着いた住宅地を流れているので桜を見物している人もあまりいません。車の通行もあまり多くなく、歩いて花見にはよいかもしれません。

帰宅後に調べて初めて知りましたが、哲学の道沿いの疏水も松ヶ崎付近の疏水も南禅寺付近で琵琶湖疏水から分水された1本の同じ疏水なのですね。白川や高野川を交差しながらつながっていて、最後は堀川に流れているなんて考えてもみなかったです。

京都の川は鴨川も高野川も桂川も基本的に北から南に流れていて、南禅寺から松ヶ崎方面に向かうと登って行くことになるので水が流れること自体が想像できません。

先人の発想と実行力にビックリです。