振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

しまなみ海道で村上水軍の城へ

2017-03-17 09:40:11 | 日記
広島在住の友人としまなみ海道沿いにある村上水軍の城を訪ねてみました。


先ずは尾道から対岸の向島まではフェリーで。わずか3分の航海、車両代は100円で運転者込み。そのままこの島の最高峰の高見山展望台へ行き、そこから因島方面を見た画像が下。

瀬戸内海は島が多くて水路が狭いのがよくわかります。


続いて因島まで橋でわたり、因島水軍城へ。

高台の城まで歩いて登ると城門があります。防衛を考えてこの場所に城を造ったのでしょうが領地である島々を統治するための居城といった感じがします。


城自体は最近になって復元されたものですが、大きいものではありません。

城の他にも建物が2棟あり、それぞれが資料館のようになっています。


因島を離れてしまなみ海道を一気に四国の今治まで行き、来島に渡るため波止浜港まで来ました。周囲は造船所がたくさんあり、わずか20tほどの渡船は艤装中の大型船に比べるとベビーカーのようです。


片道5分、料金140円で小さな島の来島へ。ただし潮の流れが早くて接岸が難しいようで2度目の接岸で上陸できました。

渡船は来島から更に沖の小島、そして来島海峡大橋の橋脚がある馬島まで行って再び来島に戻って来るまで30分あります。その間に島の頂上にある来島城跡まで登って来ました。

来島海峡大橋が見えます。

下の画像は城跡から小島方面と馬島方面を見たものですが航行する船がすべて見渡せ、潮の流れもよく見ることができます。


海峡の中ほどには私たちの乗ってきた小さな渡船が潮流に抗って馬島に向かっています。

水軍時代にはここで航行する船を見張りながら、時には不審船を追跡することもあったのでしょうが時間によって変化してゆく潮流の方向とそのスピードが常に彼らの頭にはあったのでしょうね。更には風向と風力まで。

因島の水軍城と比べるとやはりここは最前線の城で、立っていると緊張感すら感じそうです。



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