振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

自作した水耕栽培の装置について(1)

2020-07-25 14:52:30 | 日記
水耕栽培の装置についてはネットで先人達の情報を集めながら、ほとんどは自作した。



パイプ式と呼ばれる装置で、床に置いたタンクの中の液肥をポンプで上段のパイプに送り込み、下段のパイプを経由してからタンクに戻る仕組みになっている。



パイプは排水管に使う塩ビパイプで、径が100mmで1m長を2本購入した。苗を植える穴を開けるために、木工用のホールソーはAmazonで探して購入。初めて使用するツールで多少不安があったが、意外に簡単に穴が開けられた。





パイプ式水耕栽培の核心的部分になるが、鉢底ネットを丸めて結束バンドでパイプ状にした物を白い防根透水シートを袋状にしたカバーに挿入し、これをパイプの両端のフタに開けた給排水口の間を繋ぐ。作物の根がパイプ内にはびこって密度が高くなると液肥が詰まってしまうので、流水路を確保する役割がある。これを発案した人はすごいと思う。

防根透水シートなるものがあることも初めて知った。このシートを袋状にするために針とナイロン糸を使う人もいるようだが、自分はホットボンドで接着した。割と簡単にできたように思う。

パイプは太陽の熱で液肥の水温上昇を防ぐためにキャンプ用の銀マットを巻いた。これがないと高温になった液肥で作物が全滅することもあるらしい。30代の頃にファミリーキャンプで使っていた銀マットを未だに残していたのでそれを使った。



水耕パイプを載せる架台は自分で適当に設計して作ったが、中学時代に自作の模型Uコン機を作って飛ばしていた頃を思い出した。あの頃も適当に設計していたが、誰もやらない水上機を作って上手く飛んだ時の嬉しさは、今でも忘れられない。

架台に使った木材はホームセンターで180cm1本¥250のヤツを4本くらい購入。木材表面はなめらかに仕上げてあるが節が多く、屋外使用には耐久性にもいくらか不安があるのでクリアラッカーを数回スプレーしたが、安価にはできた。木材の切断には義弟から譲ってもらった電動丸ノコが役に立った。


架台の材料についてはイレクターパイプなども考えたが、木材にしたことで付属機器や支柱の追加設置には柔軟に対応ができ、コスト面だけでなく結果的には良かったと思う。(以下、次に)








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