振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

山陽路ツーリング(2)錦帯橋を見てから防府へ

2021-10-17 16:56:48 | バイクツーリング
朝8時半、糸崎の民宿を出発して、国道2号線を西に向かった。今日の計画はM氏が生まれてから5歳まで住んでいたという岩国で墓参りをした後、錦帯橋を見てから今夜の宿泊地の防府に向かうことになっている。5人でぞろぞろと墓参りも騒がしいので、岩国に着いて昼食後、二手に分かれてそれぞれが防府に向かうことにした。

今日は土曜日のためか、国道2号線のバイパス部分はスイスイと車が流れるが、市街地に近い従来道は通行量が多く、しばしば渋滞箇所に出会った。正午を少し回った頃に岩国に入り、ファミレスで昼食をとった後、M氏が墓参に向かい、J氏がそれに付き添った。私を含む3人は錦帯橋に向かうことにした。







河原に設けられた観光用の駐車場まで来たが、駐車場使用料¥300の看板がある。二輪車の使用料の表示はなく、四輪と同じ¥300を払うのは馬鹿らしくて駐車場には入らなかった。結局道路の端にバイクを停めて橋や城の撮影だけをした。

5連の木造アーチ橋だけでも珍しいが、バックにある山の頂にある城と調和して、強く印象に残る風景だ。自分は2度目の来訪だが、初めて来たT氏とI氏は感動していた。

錦帯橋を離れ、3人が今日の宿である防府のビジネスホテルに到着したのは15時をちょっと過ぎた頃だった。チェックインしてシャワーを浴び、後続の2人を待つことにしたら、16時半頃には2人が到着。2人にもシャワーを浴びてもらって、17時過ぎに街の居酒屋にいざ出陣。





歩いて10分少々だったが、山口県内でチェーン展開している居酒屋で、友人から¥2000の飲み放題で獺祭も飲めるという情報を得て決めた店だ。ビールや日本酒の種類が多く、友人の情報もウソではなかった。地元の鮮魚も美味かったが、カレー味で焼いたチキンはピカイチで良かった。また食べたい。

防府の高校を卒業して現在は渋谷に住んでいる友人がいて、年に何度も防府を往復しているそいつに訊くと、街中に古くからある料理店は競争をしていないので、大した料理は無いのに値段はそこそこ取ると言う。実際に比較はしていないが、そうなのかとも思える。

翌朝は6時半にロビーに集合して、徒歩10分の場所にある日本三大天神の防府天満宮に、5人揃って参拝した。







早朝の散歩やジョギングのついでに参拝している地元の方々を多く見かけた。山口県下の初詣の参拝者数では、恐らくここが一番だと思う。

ホテルに戻って朝食のブッフェをいただいた。



事前に予想していたのはパンにゆで卵とか、おにぎりにみそ汁くらいだったが、実際には素晴らしく品数種類の多いブッフェ朝食だった。どうやら長期滞在のビジネス出張客が多い様子で、その方たちを飽きさせないようにオカズの種類を増やしているのだと想像した。自分たちは2ヶ月以上前に予約した早期割引料金で、シングルルーム1泊朝食付き¥3600(税込)と、すこぶるリーズナブルだったが、朝食だけでも¥1000ぐらいの値打ちがありそうだ。
















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