振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

九州バイクツーリング500km(2)別府からミスコースしながら久住高原と高千穂峡へ

2019-09-11 10:38:11 | バイクツーリング
朝6時前、フェリーは別府湾に入った。東の空は晴れて朝焼けがキレイだが別府方面は低い雲に覆われている。しばらくすると雨が降り始めた。



7時前に別府港に接岸したのでバイクを駐輪している甲板に移動して下船の準備をした。下船口から外を覗くと雨はあがっているようだが路面は濡れているので雨具を着用した。



下船して朝食を食べるために近くのマクドナルドに入り、天気予報や雨雲レーダーを見ながら今日のルートを検討した。計画では今日はやまなみハイウェイを阿蘇方面に向かい、途中から高千穂峡に寄って宮崎まで行くことになっているが、高原や山間部のルートだけに大雨が続いたり警報が発令されるようだと通行止めなどの可能性もある。その場合はルート変更して国道10号線を宮崎に直行することも考えた。

しかしながら台風13号も朝鮮半島の方に去り、雨は降っても連続したり強くなったりはならないだろうと判断して計画どおりのルートに突撃することにした。最近給電装置の付いたスマホホルダーをBMWに取り付けたT氏をトップにして、彼のスマホのグーグルMAPナビに従ってスタートした。


数十分すると湯布院からやまなみハイウェイに入った2年前のルートとは違うことに気が付いたが、3番目を走る自分にはどうしようもない。T氏がグーグルMAPを見ているなら目的地方向に行くだろうと思っていると、道路標識を見て竹田方面に向かっていることが分かり、T氏もストップ。ここでルートを設定し直して久住高原を目指し、そこからやまなみハイウェイに入ることにした。





久住高原を見渡せる場所で小休止。なかなかの景色だ。全員雨具着用だが、幸いにもここまで雨には遭遇していない。ここからは阿蘇の外輪山のフチを回るようにして高千穂峡に向かったが、途中から降雨に会い、小休止も余儀なくされた。しかし昨日大阪の雨よりはマシだった。

11時半頃、雨の中を高千穂峡に到着。












奥深い山中にある断崖絶壁の峡谷、滝が何本もあって神秘的な空気が漂っている。神々が降り立った場所だとすると、ここを選んだ気持ちがわかる。



雨が止んだので高千穂道の駅に移動して昼食にした。駐車場の脇に大きな顔のモニュメントがあった。天の岩戸に隠れた天照大神を誘い出すために舞を踊ったアマノウズメの顔のようだ。

昼食の後、今晩の宿泊先のある宮崎市に向かった。





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