こんばんは。
「沖縄滞在3日目。」
昨日の「定期観光バス」とは違って今日は1日自分自身での、それこそ「一人旅」で
す。それと言いますのも、沖縄訪問の目的の一つであります「ひめゆりの塔」の見学
です。「ひめゆりの塔」を巡る定期観光バスがない(少ない?)のでどうしても個人で
行くことのなります。むしろそのほうが時間に追われることなくゆっくりと鑑賞できるの
で望ましいことです。が、調べてみますとアクセスがかなり不便です。
「ひめゆりの塔」は沖縄本島の南部に位置します「糸満市」にありますが、糸満市の
中心地からまた外れています。ですからバスの便も1日10便ほどで1便乗り送れま
すと1時間待ちと言うことになります。当日の私は運よく(^u^)那覇から糸満市に着
いて糸満バスターミナルで「ひめゆりの塔」を通るバスに乗り換えるのに10分程の
待ち合わせでした。(*^^)v それに間に合わなければその後1時間ほどの空白時間
になるところでした。(^_^;) そのバスのお客は私一人ですので、運転席のすぐ横の
座席に座り、運転手さんの運転の邪魔にならないように信号待ちの時にいろいろ
観光について教えていただきました。(^^)v ローカルならではですね。!
約20分ほどで「ひめゆりの塔」前に着きました。前回訪問時には無かった(?)「平
和祈念資料館」に入館し、団体客を先にやり時間をかけて説明文をじっくり(^_^;)読み
ました。目頭が熱くなりました。日本政府(軍部)は沖縄を「日本の捨て石にするため
持久戦に持ち込んだ」と言う件(くだり)にはショックを受けました。もっと早く降伏して
いれば悲劇は避けられたのに・・と、悔しさが増しました。私は沖縄の人達の苦し
み、苦労の半分も理解していなかったのではなかったのではないかと反省し恥ずか
しくなりました。
「戦争」はどんな理屈を並べても正当化出来ない行為であると、常々思っていました
が体験者の「語り」を目にしますと、一層強くそのことが胸に応えます。
沖縄は6月を「慰霊の月」としているそうです。(今回の訪問で知りました)
ですから、平和教育の一環として「ひめゆりの塔」への勉学の小、中学生を多く見受
けました。「彼らのためにも戦争絶対反対!」と後ろ姿に胸の内で叫んだことでした。
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