明日のために、そのうつ。

2006-12-20 08:01:27 | 談志
♪白い~マットのジャングルに~、
(まっ白い座布団がでると、勝手にあたまに流れてきてしまう。)

紫の毛氈に、白い座布団の高座。
上から眺め、座布団がマイクのセンター・中心かを確かめる。
座って、さらに指で測って…
事実として中心か、自分の見た目として中心か。
談志師匠だ。

きょうも、家元の格闘が始まった。

その談志師匠が、死神にとり憑かれた。
いきなり、落語の「死神」か?
ちがった、欝であるという話。

あしたのために、その欝。
くだらない話をして、
こんな奴にとり憑いても、と死神に思わせる、そうだ。
打つべし、打つべし、欝べし。

エロ唄、艶歌、俗曲。いわゆる春歌の数え歌を唄った。


一つとせ、一人娘とする時にゃ、親の許しを得にゃならぬ、ホイホイ
二つとせ、二人娘とする時にゃ、姉の方からせにゃならぬ、ホイホイ
三つとせ、醜い娘とする時にゃ、ハンケチかぶせてせにゃならぬ、ホイホイ
四つとせ、よその二階でする時にゃ、音がでぬようせにゃならぬ、ホイホイ
五つとせ、いつもの娘とする時にゃ、あの手この手でせにゃならぬ、ホイホイ
六つとせ、昔の娘とする時にゃ、しみじみ思ってせにゃならぬ、ホイホイ
七つとせ、質屋の娘とする時にゃ、入れたり出したりせにゃならぬ、ホイホイ
八つとせ、八百屋の娘とする時にゃ、だいこん枕にせにゃならぬ、ホイホイ
九つとせ、こうごうへいかとする時にゃ、死刑覚悟でせにゃならぬ、ホイホイ
十とせ、 尊いお方とする時にゃ、羽織、袴でせにゃならぬ、ホイホイ
(間違ってら、すみません。)


たんたんタヌキのきんたまは~、風にゆられてぇ~、ぶぅらぶら。

落語の「死神」は、
風に吹かれて、いってしまい、
男と女のジョーク、小咄から
「権助提灯」

そして、仲入り、

ダイジェスト「芝浜」
これ、よかった!
三鷹で「芝浜」聴いていた。
お楽しみのお客さんにはわるいが、
この噺を知らない方にも、どうかなというところですが、
でも、このダイジェスト版が聴けたのがよかった。

そして、
「文七元結」
さげ、「橋の上で、やったのが、おおきな博打だ」。
このさげが、ついた方がすきです。
これに、「はだかになって人間がわかった」とおかみさんがいうのが、今回付いた。

12.19・リビング名人会は、
死神が憑いたり、娘を突いたり、また、さげが付いたり、
提灯の火を点けたり、火を消したり、点けたり、消したり、点けたり、消したり、
ダイジェストで,嘘をついたり、
師走、坊主じゃないのに忙しかった。

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