宮本さんの夢。

エレファントカシマシ、宮本浩次、
紅白出演が夢だった、んだ。

オレも、そんなことが言えるような、大人にならねば。


立派な大人になりたいな
( 地元の朝 :宮本浩次 )
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あの現実存在の、馬鹿なオレ。全部禅です、以上なし、のほうの。

あの現実存在の頃、

山号寺号は、成城山 耕雲寺。
曹洞宗のお寺。

坐禅をし、講話を受ける。
夕方からの2時間体験である。

坐禅に関しては、本来の坐禅場が、定員がいっぱいで、
使うことが出来ずに、広間での積まれた長机を眺めての坐禅である。

少々、興醒め。

西欧の外国人も10名ほど体験に来ていた。

あっという間の坐禅40分が過ぎた。

マインドフルネスという、
(ざっくり、といって、呼吸に意識し、集中していく行為)
を、以前、体験していたので、
説明が不十分でも、要領は飲み込めた。

説明する人も、いつもと場所が違い要領が得ることが出来ずに、
「まっ、いいか、今回は」と、本来の説明ができずに、この言葉を、繰り返す。
参加者から、小さな笑いが起きる。

この辺り、禅の極意なんだろうか。


坐禅が終わり、
道元禅師の講話となる。

ミミズを二つに切ったら、
仏性は、どちらにあるか。

ミミズは、切る前はひとつだったと決めつけられるか。

仏性は、あると言えるか、ないと言えるか、等。

オレには、
大変、興味深い話となるのだが、

一歩、講話が終わり、寺の外にでると、
随分、のんびりとした、話である、と、いうことに気づく。

こんな毎日を、坐禅をして過ごしているとしたら、
世間との繋がりを、どう折り合いをつけているんだろう、か。
不思議に思う。

キリスト教も聖書を解釈することに、永い歴史を費やしている。
彼らも、未だに、道元禅師の正蔵眼蔵の、解釈を続け、
すべては、坐禅の中に、答えがあると、とらえている。

オレは、日常からの非日常の世界だが、
彼らは、これが、日常である。

一休宗純は、臨済宗だが、
室町時代、乱れた高僧たちの中で、
自らも、街にでて、酒を飲み、女を抱きその中で、
禅師の公案を解いていった、そうだ。

あのオレたちに坐禅の説明をして頂いた方も、「まっ、いいかっ、」と、
戒律を破り、迷いのなかで、禅の中を泳いで、公案を解いているのだろうか。

機会をみて、
早朝の、掃除、坐禅、お粥をいただく、体験も参加してみたい思う。



ホントは、
オレって柄じゃないんだが。





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あの現実存在の、馬鹿なオレ。真夜中の喰うボーイ、のほうの。

あの現実存在の頃、

ひとの行動は、快、不快、が行動の動機の基準だと思う。

そこに、理性が、関わって、その行動を、
止めたり、押し進めたり、とする、のだと思う。

暑い夏の外回り、
昼食で、餃子を頼み、
喉がカラカラに乾き、ビールが飲みたくても、
仕事中だから、氷の入った冷たい水を流し込んで、誤魔化したり。

寒い冬、
眠くて、眠くて、布団から出たくないのに、
会社へと向かうために、と、けたたましく鳴る、目覚ましを、三度止め、
四度目が鳴る前に、「あ〜ァッ、畜生、ねッみィ〜なぁ〜っ」て、毒づき、叫びながら、
布団を、引っぺ返し、跳び起きたり。

こんな具合である。

快を求めて、または、不快な状況を、心地よさ、に向ける行為を、
状況的に、判断して、我に返すのが、
社会性であり、大人と言われるものでしょうか。

しかし、
理性が働く前に、快、不快の本能のまま、
暴走する時がある。

これが、オレの悩みのタネであり、
オレのカラダを苛め蝕むのである。

酔っ払ったら、尚更だが、
酔ってなくてもである。

夜、横になって、寝るんだが、
一度、眠って、突然、起きた時もあり、
眠ることが出来ずに、我慢が出来ずに、もぞもぞ、寝床から這いずり出し、
一瞬、逡巡はするが、

冷蔵庫の中から、口に入れることが出来るものを、
物色して、腹に放り込む。

適当な放り込む物がなければ、
お湯を沸かしてまでして、空腹というか、飢餓感を満たすもの、
ラーメンなどを、作って、食べるのである。

その姿は、餓鬼である。


健康診断の結果後の、診断アドバイスで、
根本的な行為の抑止となる話は出来ないが、
その行為の毒を軽減するために、
小麦粉の麺を、春雨、しらたき、切り干し大根、もずく、との、
代替案を持ち出してきた。

それが、アドバイザーの彼女の精一杯であった。

今後の改善状況を確認するために、
定期的に、連絡を入れてくるそうです、監視する訳だ。

迷惑のような、わずらわしいような。

連絡を待ちわびる程の相手では無かった、と言ったら失礼だが、
相手次第では、態度が変わるのに、とは現金な考えである。

これは、業界団体の健保組合での健康診断後のサービスである。
ということは、お金の出所は、自分の払った保険料からか…… 、

指名権が、欲しい。
発想が、餓鬼で、ある。

しかし、
自分を抑え込むことのできない、
暴走する飢餓感の欲求は、
我ながら、怖ろしく、思う。

また、その後の、満足感と同居する自責の念も、である。

それすらも、記憶がなく、朝、流しの器をみて、
夢遊病者の如く、
何か、コトをやらかした事実に気がつく、ホラー、だ。

空腹感に、限ったことではない、と、
想像を膨らませると、空恐ろしくなる。



ホントは、
オレって柄じゃないんだが。





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あの社会人時代の、馬鹿なオレ。お得意さまは、お見通し、のほうの。

あの社会人時代の頃、

当時、良く仕事をしていた、
代理店のクリエイティブのお得意さまは、ゲイだった。

もう、その事を、オレたちには、カミングアウトしていた。

馬鹿なオレのことを、試そうとしたのだろうか、
自分の行きつけのお店に、何軒か、連れて行き、
ママと言っていいのだろうか、
お店の主人と話をさせられた。

及第点が、頂けたのだろうか、
そのお得意さまの自宅に招かれた。

赤ワインで、乾杯し、飲み直しだ。
部屋を案内され、キレイに整えたベットルームも紹介してくれた。

酔いが、醒める。
もう、散々、飲んだ後だった、が。

もちろん、こころの中では、
LGBTの人たちに対しての、差別は、持っていないつもりだが、
肉体関係となると、それは、躊躇する。

盗人(ぬすびと)にも三分(さんぶ)の理(り)というけれど、
まだ、若かったオレにも、
あたらしい世界、という好奇心も、一分(いちぶ)はあった。

しかし、
怖かったのは、後戻りできるかどうかだ。
そのまま、その世界に、突っ走る、オレも、一分で、想像できた。

盗人は、三分を持ちだす、口実で、
大意は、ない。

そんな、若気の好奇心で、踏み込んでいい世界なのだろか。

こんな事を言ってるオレは、いけないのか。

ハードリカーが、欲しかった。
しかし、オレも頼むタイミングを逸し、
お得意さまも、出さなかった。

そのお得意さまのご自宅には、
綺麗な、グレーのシャム猫がいた。

そのシャム猫が、オレに、なつく。
しっぽを立て、エレガントに、
オレに、まとわり、じゃれてくる。

こころを決めるか、
ハードリカーを、頼もうか、逡巡している、オレに、

お得意さまは、タクシー、呼ぼうか、
明日も、あるんでしょ、と。

すべて、
お得意さまの掌(てのひら)の上で、
弄(もてあそ)ばれていたのか。


良く、そのお得意さまは、オレに、
「消えていなくなって欲しいと思う人は、
私が、念じると、必ず、消えて行くのよ」と、言っていた。

オレは、その業界から、消えた。

お得意さまに、消えろと、念じられたのか。

業界から、脚を洗ってから、
ばったり、そのお得意さまに、街で会った。

お得意さまは、オレに、商談の時間があるから、と言って、
急いでいる様子で、すれ違い際に、
「また、プロデューサーやらないの、やればいいじゃない」って言ってくれた。

オレは、
「お客さまが、いませんので」と、言って別れた。

あれは、本音だったのか、それとも、社交辞令だったのか、
呪われたのか、呪われていなかったのか。

今となっては、知る由もない。

まだ、お得意さまは、あの業界に居れば、
いいポジションについているはずだ。



ホントは、
オレって柄じゃないんだけどね。





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あの社会人時代の、馬鹿なオレ。子守するほう、の。( 摸摸具和の7 )終

エゾモモンガが、尻尾を出さないまま、4日が過ぎた。

そして、
5日目、思いきって、
山奥育ちの、へなちょこ精鋭撮影作業部隊の、隊長プロデューサーの勘で、
明るい15時から、準備をして待つことに作戦を変更した。

準備中、16時過ぎに、
なんと ‼︎
はじめて、オレたちの前に、エゾモモンガが、姿を現した。

見事、隊長、作戦、成功 ‼︎

へなちょこ精鋭撮影作業部隊は、
お前、やっぱり、ここに、いたんだ、ね、って、

驚きと、感動と、涙目と、安心と、これからの希望を、
味わう、いとまもなく、オレたちは、椅子から転げ落ちた。

はじめての、エゾモモンガは、いきなり、
照明を運ぶ、オレの肩に、飛んで来て、一瞬、乗って止まった、のだ。

オレたちは、
転げ落ちた、椅子を、探したが、
余りにも、驚いたので、あるはずもない妄想の椅子よりも、
眼の前のエゾモモンガの、その後の行動に、釘付けとなった。

エゾモモンガは、上空から、滑空することは出来るが、
平地から、飛び立つことは出来ないようだった。

オレの肩から、樹に飛び移り、
樹を、素早くよじ登って、滑空して、
まだ、明るさの残る、森の奥に、軌道を残して、消えて行った。


エゾモモンガにも、
ワカッテシマッタノカ、
馬鹿なオレが、
ニンゲン界より、どうぶつ界への近さを。

イヤッ、どうぶつ界でもない、せいぶつ界への近さに、
(生物、静物、性物……… 、)
ちょっと、おちょくってやろうと思う、下等性を、感じとったのか。


この日を境に、
15時には、スタンバイして、
撮影に臨んだ。

夜行性といわれるエゾモモンガたちは、
16時過ぎには、
つがいと、その子どもなのだろうか、3匹、
次々と、30分位の間に、樹を駆け上がり、滑空して、
決まって、同じ方角の森に消えて行った。

そして、
19時頃から遅くても21時の間には、
消えて行った方角から、
次々と、巣穴に戻ってきた。

撮影用に、調教させているかのようだ。

3日の間で、
飛び立ちと、巣穴に戻るチャンスを、確実に撮影した、と、判断した、
オレたちは、一旦、撮影を終了することにした。

東京に戻って、フィルムを現像して、
編集が成立するかどうかを検証し、
今後を考えようという事にした。

そして、
今回の撮影素材で、
無事、編集することが出来た。


おかげさまで、
なんか、賞を、頂いたようだ。

表彰状と、楯(たて、トロフィー)を、
見せられただけで、
昇給も、金一封も、祝福のねぎらいの食事会もなかった。

そんな、モノが、あっても、
オレは、授賞への特別な感慨は、無かっただろう。

できあがって、編集された映像に、
達成感を、感じていなかった、から、だ。

現場にいたオレには、
あの丘の、エゾモモンガたちなら、
へなちょこ精鋭撮影作業部隊のオレたちにも、
カメラの位置も変えて、別のアングルでのショットも、期待できたはずだし、
もっと、素晴らしく、驚くような、映像を、与えてくれたであろう。
そんなの想いも残っていたから、だ。

すべては、大人の事情、
なんとか賞を、頂いて、大人たちだけで、満足したんだ。


結局、オレが、頂いたのは、
寒さを凌ぐために、アゴの下や、腹のまわりの、カラダに溜め込んだ、
脂肪分だけだった、のか。


北海道のアイヌ民族たちは、
エゾモモンガが「子守する神」として、信じているそうだ。

大人に、上手くなれない、
馬鹿なオレは、子守する神に、遊ばれたことが、
なによりの宝であった、グレイス、恵み、だったんだ。


どうなんだろう、あの時の神さまは、
まだ、
あの「うろ」で、生きているのだろうか。
それとも、
引っ越しを、してしまったのか。
そして、
世代交代を、しているのだろうか。
そもそも、
あの丘の森は、残っているのだろうか。


モモンガ、
当て字で「 摸摸具和 」と、書くそうだ。

その意味を、オレは、知らない。


それ以上に、
エゾモモンガは、夜行性で日中は樹洞等に潜む、と云うけれど、
ニンゲンが、勝手にいう、夜行性と、
エゾモモンガが、実際に、行動する、夜行性との、ギャップだったのか。

それとも、
いつもの、行動時間を、
照明で、人工的に、明るくされての、
余儀なくされた、時間差行動、だったのか。

エゾモモンガが、夜の静かな暗闇だった森を、
騒がしく明るくされたことに、
どう、感じていたのか、
肩の上に、止まって、喜んでいる、
馬鹿なオレには、まったく、知ることは、出来ない。




ホントは、
オレって柄じゃないんだけどね。
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あの社会人時代の、馬鹿なオレ。子守するほう、の。( 摸摸具和の6 )

撮影作業開始、3日目に、
代理店のクリエイティブの担当者が、
ふたり、陣中見舞いに、現場にやって来た。

このために、東京で買ってきたのだろう、
お揃いの暖かそうな高級なダウンジャケットとパンツに、身をまとっていた。

4人いたから、不公平になると思ったのか、
見すぼらしい格好のオレたちを横目に、
ダウンジャケットを置き土産にはしないで、

「モモンガ、でるといいよね、風邪ひかないように、頑張ってね」、って、
他人事のように、軽いコトバと、日本酒、一升瓶だけを置いて、

サッサと、待たせていたタクシーで、現場から帰って行った。

誰が、カネを握ってるんだ、おいッ。

そうです、クライアントの企業様から、
代理店様で、トップオフ、搾取され、

(駄目だって、「搾取」なんてコトバを、簡単に、使ったら。
階級関係があって、余剰価値が産まれて、
彼らは、何もしていないようじゃない。
イヤイヤ、そもそも、
付け焼き刃は剥げやすいンだから、知ったかぶっても、恥を晒すだけ、だよ。
なんか、使ってみたかった、だけだよね。
そんなに、ダウンジャケットが、着たかったんだって、
気持ちが伝われば、それで、いいんでしょ。)

それから、
オレたちの会社の利益分を、差っ引いて、搾取され、

(駄目だって、「搾取」なんてコトバを、よく理解もせずに、使ったら。
付け焼き刃は剥げやすいンだから、知ったかぶっても、恥を晒すだけ、だよ。

「搾取」って、ぶんどられるような、コトバで、
畜生、なんで、あいつらが、ダウンジャケットを着て、
現場で、四苦八苦している、オレたちが、ドカジャンなんだよォ、って、
そんな気持ちが伝われば、それで、満足するんでしょ。)

この現場に、チャリンと、
落ちて来ているんです。

この現場で、
カネを握ってるのは、
駆けだし、頼りにならない、なんでもやります、
プロダクションマネージャー、いや、雑用係のオレでなく、
照明作業マン、兼、プロデューサーです。


彼らに、高級なダウンジャケットが入手出来ても、
オレたちには、ドカジャンが、精一杯と、
照明作業マン、兼、プロデューサーが、算盤を弾いて、
判断したのだ。

なぜなら、
彼ら、陣中見舞組は、往復の航空運賃、1泊分の旭川のホテルの宿泊代と食事代、
現場までの往復のタクシー代、
と、余剰価値分(遊興費と、捉えてください。当然、誤用です。)
すべて予算が、読めるのだ。

終わりが、見えない、と、いうことは、
予算配分を、そう判断させる、ということだ。


何も、撮影の現場に、限ったことでは、ないでしょう。

あらゆる予算配分について、共通することと、思えるんです。
世の中、見渡せば、です。
財源から、そんな名目で、打ち切られたり、計上さえされない、
必要と思われる、予算も、いくらでも、あるでしょう、が。


物見遊山の、数分の滞在費を、こっちに廻せよ、
それで、オレたちは、ダウンジャケットとパンツで、
作業員から、撮影スタッフに、変われるという、理屈もあるは、あるんだが。

彼らとしても、どんな現場かを見て、知っているという事実を、
クライアント様のご担当者様に、
ご報告するお役目が、お有りになるんで御座いますんですよ。

現場に、何日も滞在した、ということで、
札幌のすすきのに、寄って、美味いもん喰って、遊ぼうが、
牧歌的な時代には、窺い知れないことで御座います、ですよね。

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あの社会人時代の、馬鹿なオレ。子守するほう、の。( 摸摸具和の5 )

ほんとうに、この丘の森の、この樹の「うろ」の中に、
エゾモモンガが、いるのだろうか。

環境の変化で、臆病に、警戒しているのか。

すでに、根城を、移しているんじゃないだろうか。

プロデューサーが、
タレコミ料を、ケチったんじゃないだろうか。

動物カメラマンは、
本当の居場所を教えるために、
一旦、がせネタで、
再度、本気の情報料を、請求しようとしているんじゃないだろうか。

自己崩壊しそうになった、
馬鹿なオレは、あれやこれやと、愚想した。


翌晩は、早めの16時頃、旅館で、食事を摂って、
小一時間をかけて、
現場に向かった。

寒さに耐えるため、
頼りないドカジャンのほかに、カラダの中に、脂肪を溜め込もうと、
旅館の食事には、脂やバターを、多めに使って欲しいと、注文をした。

セッティングは、昨日、苦労して、1度、出来ているから、
初日より遅い、18時前くらいから、
準備を始めた。

カメラの三脚、照明、バッテリー、コード、等、
すべての機材を、ハイエースから、小高い丘に運び、
セッティングをして、

エゾモモンガの出現を待ち、
待ちぼうけをくらい、

すべての機材を、小高い丘から、ハイエースに片付け、
その機材用ハイエースと、ゼネレーターを積んだトラックを運転して、
ベースの天人峡の旅館に、
小一時間かけて、戻る。


一体、何日間、掛かるのだろうか ?
誰も、何も、保証するものは、ないのだ。
当てのない、終わりの見えない、不安な作業だ。

信じなければいけないのは、
高級な暖かさそうなダウンジャケットと、パンツを履いた、
動物カメラマンの、情報だけだ。

まずは、
この「うろ」に、エゾモモンガが、必ずいると信じて、
この環境に、慣れさせなくてはならないと、
へなちょこ精鋭撮影作業部隊、隊長プロデューサーは、判断し、
オレたちは、了解し合い、この作戦を継続した。
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あの社会人時代の、馬鹿なオレ。子守するほう、の。( 摸摸具和の4 )


雪が降ってきた。

準備でかいた汗が、冷え、
ドカジャンを通して、
骨まで、寒さが、じんじん、響いてくる。

旭川の夜を、実感できずに、甘くみていた。
作業時は、上着を脱ぎ、汗を拭って、上着を着るべきだったんだ。


劇的瞬間の決定的な責任のカメラの1台のスイッチボタンは、
オレが握っている。


一点 の「うろ」を、凝視し続けると、
「うろ」が、「うろ」に見えなくなる。
デジャブ(既視感)の反対、ジャメビュ(未視感)、
精神の分裂、統合の失調が、馬鹿なオレを、襲う。

まばたきの、瞬間に、
エゾモモンガが、
素早く、もう、すでに、飛び立ってしまったんじゃないのか。

自分のことが、自分の眼が、
他の作業員が、いるのか、いないのか、
照明に照らされた、無音の、明るい闇の中に、
ゆっくり降る、その白い雪が、
正気を、幻影のなかに、誘い込み、
すべてを、失うように、まぶたが、眠気とともに、重くなる。

睡魔との闘いに、
追い討ちをかけるように、
尿意が、畳み掛けてくる。

夜行性の野生のエゾモモンガは、
この昼間のような異常な明るい照明を、
当然、警戒をしているのであろう。

さらに、普段にはない、ニンゲンの臭いがしている。
そこに、さらに、ショウベンの臭いの追加は、致命的だろうと、
このプロジェクトを、初日で、台無しにする訳にはいかない。

ちっぽけな、自分と、ちっぽけな、息子の、
ちっぽけな、親子の、大袈裟な葛藤だ。

押し寄せる、周期的な波。

いっそ、今晩だけは、お仕舞いにして、
スイッチから手を放し、現場を離れ、丘をくだる選択を、
何度、繰り返す波の中に、抑え込んだことか。

プロデューサーが、
「今晩は、ここまでッ」といったのは、
午前2時近かった。
尿意も睡魔も、気が遠くなり、気を失いそうになっていた。

雪が積もり、カタチだけの笠地蔵になったオレは、我にかえり、
失禁を禁じて、丘を下り、
勢いのよい放物線が、重力を抑え込み、直線的に、解放された。
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あの社会人時代の、馬鹿なオレ。子守するほう、の。( 摸摸具和の3 )

もう、企画の面白さと、現実の厳しさの、ギャップが、
馬鹿なオレにも、理解ができた。


カメラは、予算上、十分な30ミリのフィルムが、買えないので、
16ミリのフィルムカメラを、札幌の撮影機材屋で、
ウィークリーレンタルで、割安に調達。
当然、16ミリフィルムも、本数は、限られていた。

そして、
ビデオカメラを2台、2台とも、社内のベータカムの機材だ。

その有料フィルムカメラの1台は、
カメラマンが、エゾモモンガの飛翔を、フォローする様に、
もう2台の会社所有の無料ビデオカメラは、巣穴を狙う、据え置き用に。

スタッフは、
全員、社内作業員。

照明作業員、兼、プロデューサーに、
予算のことも、内実も、一切、知らされていない、
駆けだし、頼りにならない、なんでまやります、
プロダクションマネージャー(制作、雑用係)のオレ、
さらに、下っ端、ペーペーの人足肉体作業用、新入社員の後輩、
そして、アシスタントも、ひとりでこなす熟練カメラマン、
この4人の、へなちょこ精鋭撮影作業部隊だ。

無事に、エゾモモンガを、カメラに捉えるまでは、
いつ終わるか予想をも出来ないプロジェクトに、
外部スタッフは、使うことができなかったんだ。


早速、到着当日の夜から、
撮影作業、開始命令が、くだる。
一旦、旅館に、寄って、帰宅時間、不明を、伝令す。

現場到着、17時(夕方、5時)、
もう、すでに、日の暮れた、暗がりからのセッティング作業を、始めた。

業界では、深夜作業もあるので、24時間で、時間を表現する。
24時を超えると、てっぺん越え、といって、
25時は、25時っていう人もいたが、疲労感が増すので、オレは、1時といっていた。
逆に、25時っていった方が、早く終わろうとする心理がはたらく説もあるようだが。

そもそも、その時間でなければ撮影できない状況じゃない限り、
てっぺん超えて、撮影してる方が、詰め込み過ぎのスケジュールで、間違ってるはず。


今回は、まったく、はじめてのロケーションの現場なので、
エゾモモンガ、出没、そして飛翔するであろう「うろ」巣穴を、捉えるために、
まずは、雪道を作るため、スコップで除雪するところから、作業は始まる。
それから、カメラ位置、照明の位置に、
たった4人で、セッティングするのに、時間が掛かった。

20時と、30分に近づいた頃か、
やっと、3台のカメラ位置と、照明の位置も決まり、
腹ペコ作業員たちは、
旅館で、こしらえてもらった冷えきったおにぎりと、
ポットの温かいお茶で、腹ごしらえ、をした。

かくして、
決定的な瞬間を捉えられることが、出来るかどうか、
エゾモモンガと、オレたち、へなちょこ精鋭撮影作業部隊との闘いが、始まったのだ。
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あの社会人時代の、馬鹿なオレ。子守するほう、の。( 摸摸具和の2 )

あの社会人時代の頃、

ネズミの映像制作会社の、
アタマの白いネズミの親分が、まだ、若白髪の若頭だった頃の、
以前にいた、映像の制作会社での、エゾモモンガの話だ。

コストカッターなど、まだいない、
牧歌的な、どんぶり勘定時代のお話だ。
いまから、30年近く前だろうか。
今は昔の、随分な、昔の話である。


動物カメラマンから、
目的のターゲットの棲み家を、現地で、教えてもらった。
その時間から、さかのぼること、5時間前。

羽田から、千歳空港に到着し、
2トン・トラックと、ハイエースを、レンタルし、
最寄りの土建屋で、ゼネレーターを2トン・トラックに載せ、
撮影専門の現地、札幌郊外の撮影機材屋で、
フィルム用のムービーカメラ、ライト、付属器具を、入手し、
ハイエースに、搭載した。

あれッ、機材は、レンタルしたけど、
撮影のアシスタントは、照明のスタッフは、どうする、の ?
現地で、合流する、の ?

そもそも、なんで、
オレたちが、照明機材を、レンタルしてる、の ?
普通、照明スタッフが、機材と共に、
現地に来るんじゃない、の ?


さあ、
現場の撮影用に、極寒の防寒対策にと、
衣類の調達に入ったのが、
札幌郊外の、土木作業専門の衣類用品の店だった。

あれッ、ここで、防寒用の衣類を買う、の ?
アウトドアショップじゃ、ない、の ?
ウインドブレーカーじゃ、ない、の ?
ダウンジャケットじゃ、ない、の ?
これじゃ、寒いんじゃ、ない、の ?

???、馬鹿なオレの頭の中から、?、
?、
??、
?、 ??、??、?、
? が、溢れだしてきた。

土木作業員の、オヤッサンたちに交じって、
ドカジャン、防寒パンツ、ももひき、長靴、軍手に、スコップを、調達。

オレたちは、
撮影スタッフじゃなくて、
撮影作業員に、なった。

別に、作業員を、悪く言ってるんじゃなくて、
その後、実際に、作業をするん、です、オレたちは。


エゾモモンガの、月明かりの下、
華麗な滑空シーンを映像で捉える。

そんな企画が、通ってのプロジェクトだったが、
無事、映像に収めることが出来るかどうか判らない、
不可実性の、終わりの見えないプロジェクトに、
それなりの潤沢な予算は、通らなかったんだ。
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あの社会人時代の、馬鹿なオレ。子守するほう、の。( 摸摸具和の1 )

モモンガは、北海道に渡って、エゾモモンガ、となる。

前脚から後脚にかけて張られた飛膜を広げ、
見事に、夜空を、滑空する。
体長14-20cm、リス亜科。
夜行性で日中は樹洞等に潜む。

図鑑には、そう、紹介されている。


一瞬を逃さない。
カシャ、カシャ、カシャ、

月明かりの下、エゾモモンガの、
華麗な滑空シーンを映像で捉える。

そんな企画が、通ってのプロジェクトだ。


野生動物を、カメラに捉えるなんて、
どうなるんだろうって、ワクワクしていた。

極寒の2月頃だったと記憶する。
北海道は、旭川、天人峡近くの、とある、小高い丘の森。
一本の樹の5メートル程の高さの「うろ」、窪んだ穴が、
目的のエゾモモンガの生息地、棲み家なのだ。

現地で、合流した、
高級なアウトドアブランドのダウンジャケットと、
パンツを、身にまとった、
動物カメラマンは、そう、教えてくれた。

当然、この動物カメラマンが、
エゾモモンガの、華麗な滑空シーンを見事に、捉えるんだと、
馬鹿なオレは、思っていた。

しかし、
巣穴を紹介だけして、動物カメラマンは、
実際の撮影には関わらず、去って行ってしまった。

何故、名のある動物カメラマンが、
棲み家だけを、教えて、帰ってしまったのか。
相当、仕事が、忙しいんだと、
モモンガ出没のシーズンと、
動物カメラマンのスケジュールが、合わなかったんだと、
馬鹿なオレは、勝手に、思った。

撮影をしないで、秘密のモモンガのアジトを紹介する、
動物カメラマンの情報料は、いくらだったんだろう、か ?
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あの社会人時代の、馬鹿なオレ。黒いほう、の。(その黒の4) もう、ウンザリなんだよ。暗幕、降りて、終幕。

次の日、

退職届を出した。

民法では、
退職する14日前までに意思表示をすればよいとされているが
通常は1ヶ月前までとされていたので、1ヶ月後に、退職する意向で届けでた。

こんな若造たちのために、
これ以上、オレの時間を奪われたくはなかったし、
大きな、取り返しのつかない事故の現場に、
立ち会いたくもなかった。

無責任かもしれないが、
これが、オレの精一杯のこと、だった。

ハローワークで、この会社の求人を見つけた時には、
窓口に、会社の事情は説明したし、
ハローワークの窓口の応えは、
求人を、控えるか、
求人欄の備考に、その旨を記載する、と言う、
頼りないものだった。

以前、お世話になった、
ひとりで、参加できる、組合にも、相談したが、
すみやかに、距離をおくことが、いちばん、だと、アドバイスされた。

それでも、
残された1ヶ月間は、つらかった。
14日間で、届けでればよかった、と後悔もした。


そんな中でも、
まったく商品知識や、やり方の分からないオレに、
イチから教えてくれた先輩たちもいた。

カタチだけの所長を含めて、
8人で、大きな倉庫の冷蔵庫の中で、作業をしていた。

彼らに、お礼と感謝のしるしとして、
休憩をちゃんと取り、寒い冷蔵庫の作業の暖を取るようにと、
電気ポットと、紅茶、ココア、コーヒー、と、
砂糖、ミルク、紙カップに、マドラーを、プレゼントした。

その感謝のオレの気持ちを、踏みにじるように、
本部長は、オレに、一切の断りもなく、
とっと、と、本社に持ち帰って、自分たちで、使用してると、聞いた。
本社、といっても、
事務員3人、本部長を含む営業3人、ついでに、社長がいる、
小さな事務所に。


頭にきたオレは、上司に、連絡をして、
どういうつもりか問いただし、
東南アジアのバイトの1人が、国から、妻と子どもを呼んだと聞いたので、
彼に、電気ポットと、未開封のものすべてを、送るように指示をした。

お前らの為に、自腹で、買ったんじゃねぇよ。
どこまでも、馬鹿にすれば、気がすむのか。
馬鹿を、馬鹿にしても、馬鹿馬鹿しい、だけだと、
そんなことも、わからねぇのかよぉ。

どうなんだろう、
どうせ、社長も本部長も、送んなくていいよ、で、
終わってしまった気がする。

その上司は、
本部長が、持って来ちゃったから、しょうがないと、
オレに、言い訳をした。
誠実さや、良心という、コトバは、理解できないだろうし、
なんせ、社長や、本部長には、従順なポチだから、ね。

人の気持ちを、大切にしない、
そんな会社が、繁栄するわけは、ないと思うんだが。

ブラックな会社が、はびこり、
そこで、泣くものたちがいて、
国も、どちらを、大切にしようとしてるのか、
馬鹿なオレには、理解に、苦しむ。

辞めたあと、翌日の昼に、
生活が昼夜逆転だった寝てるオレの携帯に、
社長からの着信があり、留守電にメッセージが無かったので、
スルーしていた。
そしたら、社長から、オレに、メールが来た。
「お疲れさま、ありがとう」と。
気味が悪い。裏を勘繰らざるをえない。
週刊誌とか、ネットで、リークされるのを、怖れたんだろう、か。
そんな程度の、鼻っ柱だけの、偽装建築の、若年経営者、だったのか。

オレが、辞めてから、
臨時所長は、今回の事故の責任を取らされ、クビとなった。

もうひとつあった都近郊の会社の別の作業所から、
本来の、60近い、ベテランの所長が戻り、
一緒に、そこから、人が、ひとり、補充され、
休憩も10分だけだが、取れるようになったそうだ。

ピッキングの社員の2便は、
本社の営業が手伝える時は、手伝う事になったが、
現場の彼らのサービス残業は続き、
給料からの、ぶつけて壊した修理代の天引きは、継続されているという。


馬鹿なオレの、経営者と本部長に、送ったメールと、退社が、
効力があったのか、どうかは、定かではないけれども、
大きな事故は、少しは、回避でき、
会社の、事故後の対応は、ちょっと遅かったけれども、
物語としては、対面を保つことが出来たんじゃないだろうか。

犠牲者は、臨時所長の彼か、と思っていたが、
彼は、発注先、下請けの加工業者で、雇われて、
彼は、満足して、そこに、再就職をし、
継続的に、本部長の監視下に、置かれているそうだ。



こんなことの、繰り返し。

お粗末。



ホントは、
オレって柄じゃないんだけどね。


黒い暗幕が、降りてきて、終幕。

















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あの社会人時代の、馬鹿なオレ。黒いほう、の。(その黒の3)もう、ウンザリ、ですよね、

臨時所長という立場の、責任と権限のない、
カタチだけの30代前半の若い所長はいた。

休憩時間が取れないのも、
物理的に、長時間労働になっているのも、
現状を、会社に、訴えているんだが、
聞く耳を持ってもらえない以上、
この状況を続けるしかない、という、
彼からの、残念な回答しか得られなかった、からだ。

彼には、
これから先に、起こるかも知れない、リスクに対する、
働く従業員への、会社への、職務は、
一度、訴えたことで、まっとうした、事になっていた。

こういう構造が、実際の大きな事故の、裏には、あるんだと、
背筋が凍る思いをした。


事業を立ち上げて、日の浅い、
鼻っぱしの強い30代半ばの若い経営者から、

オレは、呼び出され、
オレの意見に耳を傾けるどころか、
「 扱いづらい人間は、要らないんだよ 」と、吐き棄てられた。

あ、つ、か、い、づ、ら、い。

この若い、鼻っぱしの強い、経営者は、
この状況の舵取りを、どう、しようと、と、
考えているのだろう、か。

オレゴトキニ、
注進されたのが、不愉快だったの、か。

エレベーターも、
倉庫の扉も、保険が掛かっていて、
会社からの出費は、一切ないのに、
ぶつけた社員から、
ただですら、サービス残業代込みの安い月給の中から、
修繕費として、分割で、天引きをしていた。
二重取りだ。

その際の、
やり取りのメールも、オレは、ぶつけた社員から、預かった。
もってまわっているが、脅迫めいた、幼い経営者の、隙のある文面だった。

また、外国人のバイトの2人は、
労働ビザを発行するのを手伝った弁護士に、現状の労働環境を訴え、
若い経営者と、話をつけてもらい、
朝、契約の時間が来ると、仕事が残っていようが、帰宅するようになった。

その弁護士は、顧客の外国人の受け入れ先の経営者より、
違法な労働環境に従事させることの
正義なのか、悪評なのか、を気にしたのだ。
顧客には、ある意味の誠実さを、示したわけだ。

ふたりを失った後の、
作業と、あと片付けは、残された日本人社員の仕事となった。
当然、負担は、増えた。

その後、オレに、本部長から、連絡があった。
現状は、わかったが、
社長からは、君が、この環境を改善しない限り、
営業職への正式の配置は、無いと思ってくれとのことだった。

なんの権限のないオレには、
この環境を、物理的に、改善することは、ムリだ。
意味不明の難問だ。

改善するのは、オレではなく、
あんたら、経営者や、本部長の、
現場の、これからの改善と、
基本的な考え方の方のはずである。

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あの社会人時代の、馬鹿なオレ。黒いほう、の。(その黒の2)もう、ウンザリでしょ ?

それでも、なんとか、何事もなく、
まわっていた時は良かったのだが、

疲労と未熟から、

ターレーという、免許の要らない、
市場でよく見る、立って運転する縦長の荷車を、

市場のエレベーターの扉に、ぶつけてヘコませたり、

冷蔵庫状態の倉庫部屋を確保する為の、
厚い扉にぶつけて、
レールから脱輪させたり、

同僚の足の指先に乗り上げて脱臼させたり、と、

あまりにも短い期間に、事故が続いた。


経営者である社長と、
この会社を共同で、立ち上げた、
現場と、営業の責任者である本部長、このふたり宛に、

休憩時間が、きちんと確保できてない現状、
労働時間が、非常に長いこと、
未熟な人間に、ターレの運転をさせている事、
職場の現状と、
事故の因果関係は、はっきりとは、証明は出来ないけれど、

この労働環境の事実と、事件が起きた事実は、
事実であること。

すみやかに、改善しないと、
取り返しのつかない事故が、起きる危険性がある事を、訴えた。

これは、以前にいた異業種の職場で、
長時間労働で、事故が起き、
そのことが原因で、小さな会社が潰れたことがあったからだ。

さらに、
事実は、事実として、取り返しがつかない事、
その対応次第で、外部の客館的な見え方も、違ってくる事、
早急に、対応しなければいけない事として、
ゴシップのネタとなる可能性もあることも、ほのめかした。

そんな、
メールを送った。

入社したばかりの日の浅い、
オレのすることじゃないんだが、
これ以上、ひどいことが起こるのを、まずは、防ぎたかった。


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あの社会人時代の、馬鹿なオレ。黒いほう、の。(その黒の1)もう、ウンザリでしょうが、

あの社会人時代の頃、

ブラック的な会社に勤めた。
いや、的ではなく、ブラック会社の話。

オレは、営業職で、入社したのだが、
見習い期間として、商品を覚える為にと、

深夜のピッキングという、
お客さんの注文通りに、注文商品を、仕分けして、
オリコン「 折りたたみの出来るコンテナ(箱)」に、入れて、
お客さんの所に、お届けをする、という職種に就いた。

オレが入社したことで、
日本人のバイトを、4人、解雇して、
ピッキング専門の日本人の社員、1人と、
労働ビザを発行するという条件で、
安価な賃金の、東南アジア系のバイトを2人、雇い入れた。

頭数の、帳尻を、合わせた訳だ。

仕事先が、増えるのは、会社的には、喜ばしいことなんだろうが、
経営者や、本部長は、
作業をする人間も、その荷物を運ぶ車、
当然、その車のドライバーをも、増やさなかった。

お客さんのところに、運び届ける時間は、決まっており、
その逆算で、荷物を運び出す時間も決まる。

お客さんの数が、増えたのに、
車の数を増さなければ、
当然、荷物を運び出す出発の時間を、早めざるをえない。

ピッキングの作業の、休憩時間はなくなり、
12時間、片付けも含めると、13、いや、14時間、
動き続けで、働き続ける時もあった。

タイムカードなんかは、当然、ない。
すべては、決められた、月給の中、サービス残業だ。

休むのは、トイレに行きながら、その時に、タバコを吸うことだけ、だ。

ピッキング作業が、
荷物を運ぶ車の出発に、間に合わなければ、
残された荷物をお客さんの所に届けるのは、
社員の営業という体裁のオレの仕事となる。

また、
昼過ぎに、出勤したお客さんが、届けられた商品を検品して、
商品が、間違っていたり、状態の悪い物の場合は、
お客さんからのクレームが入り、
2便と言って、
(正規の配荷を、一便と呼んでいる)
深夜の作業をしたピッキング専門の社員が、
それまで、仮眠を取って、
お客さんの所に届ける事になっていた。

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