馬鹿らしいやぁ、あきらめよう、次、行くよぉ、

このくに も 捨てたもんじゃ ない。
このくに を このくに の できごとを はなすひと(かたりべ)がいる。


会社の給料の未払い金に対して、

個人で参加できる労働組合に参加して、
都の労働委員会を間に入れて、あっせんで支払いをするように
会社側と手打ち、これで一件落着、と思いきや、

会社側は、お金がないと、払えないと一点張り、

こうなると、もう、手の打ちようがない。

選べる手段は、次の3通り、

1)労働基準局
ここは、執行力があるが、案件に対して労働基準監督官の数が少なく
細かい案件はほったらかし、未決案件がざら、なかなか、解決に届かない。

2)裁判
債権が成立しても、会社側の差押え物件がなければ、宙ぶらりん、
結局、未払い金回収に及ばない。

3)自助救済
仏教用語みたいですが、簡単にいえば、会社に行って、取り立て、金目の物件の没収ですが、
これも、会社側が、払うお金がない、没収する金目のものがなければ、むなしい取り立て屋。


結局、どれも、身になる方法は、ない。


あなたなら、
取り立て屋として、毎日、通えます、か?

簡単に言いますと、
給料泥棒に非ず、労働泥棒です。

もう、そんな会社と関わり合いになりたくない、

泣き寝入り、
そんな言い方もありますが、

頓着しないで、次、行こう、



「泥棒の噺のまくら」に、
こんな できごとが あり
はなすひと が いた。

八代目 桂 文楽


日本橋の大家の呉服屋さんへ、
泥棒が入って、これは強盗でございます。

針金を持って忍び込んで、

一番番頭を縛って、
二番番頭を縛って、
三番番頭を縛って、
四番番頭を縛って、
五番番頭を縛る、

六番、七番、八番、九番、
十番番頭まで縛る、

これから、
二十番頭を縛って、
三十番頭を縛る、
四十番頭を縛って、
五十番頭を縛る、

六十番、七十番、八十番、九十番、
百番番頭まで縛って、

さあぁ、これから仕事にかかろうと思うと、
ガラリッと夜が明けて、
こんどぁ、テメェが縛られた。

バカな奴があるもんでェ。



文字で書いても、
音源で聴かないと、面白さが、伝わりきりません。



お〜いっ、労働ドロボー、シャバで、
女房っ子、やしなってるかぁ、

従業員は、他人でも、

妻と子だけは、
暖めたいもん、なぁ〜ッ、

じつは、妻も、他人だけどね。


バカな奴があるもんでぇ、

えッ、どっちがだって、

お天道様が、
ちゃんと、みてますよって、








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