家元

よみうりホールでの終演後。

会場ロビーは、家元を囲んで、
携帯で写メ大会。

大変だなぁ、人気商売は、と思った。
家元ですら、この状態だ、と。

静かに、被写体となられていらっしゃった。

僕らは、その先を予想する訳でなく、
賑やかな写メ大会からはずれ、
義理の母と共に、エレベーターホールで、
エレベーターを待っていると、
その喧騒を抜けて出て来た家元、
その取り巻きの方々の一群と、出会わせた。

家元、僕らに向かって、
シェ〜ッと、イヤミ(赤塚不二夫先生のキャラ)のポーズを取って、
舌を出して、べ〜ッと、恰好をつけてくれた。

隣の志らくさんが、誰だ ? この人たちは ?って感じで、
訝(いぶ)がげな顔で、眺めていた。

皆さん、家元には、
それぞれの、自分だけのとっておきの想い出があるようですが、
僕のとっておきの想い出です。

晩年からの束の間で、追っかけきれなかったが、
イイノホールの、『黄金餅』、『金玉医者』。

座間の、『鼠穴』。

よみうりホール、伝説の『芝浜』。

ホテルのお別れ会にも、お別れをさせて頂きました。
僕のガラケーの待ち受けは、家元の襦袢に書かれた演目です。

仕事中、根岸に行ったので、
八重垣せんべいを買って帰ろうと思い、店主と話したら、
歩いて行けるところに、お墓があると知りまして、
冷たい雨の中、立川雲黒斎家元勝手居士も、確かめ、お参りさせて頂きました。
お好きだったと伺った、堅焼きの煎餅を、
雨に濡れないように、ビニル袋に入れたまま、お供えさせて頂きました。

本当に、月並みです。
感謝の気持ちで、溢れています。

昨日、11月21日が、公表されいる命日でした。
七回忌です。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ホッケの岩下... 精も根も尽き... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。