リフォームの指輪が仕上がってきました。プラチナのフレームに大小のダイヤを1つずつ。胸の前で、両の手でダイヤをやさしく包み込むイメージの、シンプルなデザインです。
もとは、成人のお祝いに両親から贈られた、ひと粒ダイヤのネックレス。自分が大切に育ててもらったことを思い出す物のひとつであり、重ねてきた歳月を振り返る物のひとつでもありました。年を重ねるごとに物が増え、忘れかけていました。物がある幸せも、物を持たない幸せもわかるようになりました。大切なものだけ、必要なものだけあればいいと思えるようになりました。